プジョー308SW(8AT・1.5lディーゼルターボ)試乗記

プジョーショー2019において試乗イベントがあったので参加しました!

この試乗イベントは308SW、3008、508SWの3車種の中から、六本木周辺の決められたコースを15分程度走るというものでした。

日によってディーゼルだったりガソリンだったりしたそうです…

 

私が試乗したのは308SWの1.5lリットルディーゼルターボモデルです!

308SWには1.2リットルガソリンターボ、1.5リットルディーゼルターボ、2.0リットルディーゼルターボモデルがあり、上2つがメインとなっています。特に1.5リットルディーゼルターボは日本では今年から搭載が始まったまだ新しいエンジンです。

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受付時に予約すると予約札(写真)をもらい、開始5分前にカウンターに行くというものでした。そこで担当の方(同乗、ルート指示)が待っていて、地下駐車場に案内してもらいました。

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駐車場に止まった状態からスタートです。出す際には同乗の方が見てくれているので安心です。特に初めは感覚がつかめきれず慣れない状態ですので本当に有り難かったです!

地下4階からですのでグルグル地上へ上るうちには多少は慣れてきます。

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ルートは西麻布、広尾、有栖川記念公園の横を通り六本木ヒルズに戻るルードでした。

特に後半のルートはそれほど広いとは言えない道かつ坂もあるので特に注意を払いました(数年前に比べ自転車が本当に多いです)

 

ではようやくここから本命のレビューです

今回は基本的には40km/hくらいとそれほどスピードを出していません

 

 

エンジン

ディーゼルですが極めて静かでした(担当者さんいわく後発の3008や508はより静か)

追い越しや上り坂でも力不足は一切感じませんでしたが、加速のスピード感はそれほどありません、安定してスピード出し続けている感じです

 

トランスミッション

8速ATは非常になめらかでした

6速ATだと時速30-40km/hくらいだとたまーにガクガクすることがあるが8速ATでは低速時もそのようなことはなく安定した走りでした

 

取り回し(駐車はしていません)

道がそれほど広くない以下のようなところ(麻布中高付近)でもそれほど狭さを感じませんでした

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視界

Aピラーが多少太いがそれ以外は良好でした

乗り心地・シート

試乗車は走行距離が10,000km程度とある程度走っているせいもあるが、非常に乗り心地が良かったです。具体的には揺れをあまり感じませんでした。ドイツ車寄りと言われていますがそれほど硬いとは感じませんでした。スポーティーさ(多少の硬さ)はありましたが、ドイツ車とは異なる全体的にはフランス車らしい気持ちのいいものでした。(揺れを伝えず車が吸収するような)

またサスペンションだけでなくシートも乗り心地の良さ(フランス車らしさ)に貢献していました。シートは包み込むような感じのシートで、運転していても位置がずれずしっかりと支えてくれます。

 

運転席

この308はプジョーi cockpit採用ですが208に近い初期型です。これは人により合う合わないがあるためなんとも言えませんが個人的には運転がしやすかったです。小径ステアリングは動かす大きさが小さく済むほか、室内空間の確保にも貢献しています。またステアリングも割と軽めです、もちろんスピードが出ればそれに合わせ多少は重くなります。

 

インパネ周り

普段ほぼ同じC3ですので違和感はありません。ただしシフトレバーは操作が独特でした。(これは308以降リフターを除く全てのプジョー車に言えることです)おそらくはここが一番の弱点であり、不満要素かなと思います。

 

まとめ

すでにデビューから5年ほど経ちモデルとしては後期に差し掛かっています。そのため運転席まわりは少しだけ古臭さもあったりします。しかしながらクルマとしての完成度は何度も改良を受けているだけあり非常に高く、走りに妥協せず使いやすさも追求した1台だと思います。

レヴォーグなど国産ステーションワゴンを考えている方にもぜひ検討してもらいたい車種だと思います。