消えたJR東海のチキン弁当をJR東日本のチキン弁当と比較する

東京オリンピックの年、1964年に発売を開始したベストセラー駅弁のチキン弁当。半世紀以上に渡って愛されているだけあってかなり多くのバリエーションが生まれました。Wikipediaにもページがあります。

ja.wikipedia.org

今回はそんなチキン弁当のJR東日本版(東京)と昨年秋頃に販売が終了した東海版を比較します。JR東日本のものはJR東日本フーズ(旧 日本レストランエンタプライズ 通称NRE)が発売し荒川区の日本ばし大増が作っています。過去には仙台地区にも別のものがありましたが省略します。元々先に発売したのは東日本の方です。JR東海のものはJR東海パッセンジャーズで販売していました。

 

まずはパッケージです

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こちらが東日本版です。なんだかレトロな感じですね。

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こちらが東海版。現代っぽいですね。

 

次に肝心の中身です。

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東日本版。食感は唐揚げがパサッとしていますがお米は割とベチャッとしています。トマト風味ライス(ケチャップライス)、スクランブルエッグ ドライトマトオイル漬け グリーンピース、鶏唐揚、野菜のピクルス、スモークチーズ、レモン果汁パックが入っています。値段は900円です。

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東海版です。こちらは米が東日本版以上にペチャっとしていました。唐揚げのパサパサ具合は多分同じくらいだったと思います。こちらはタルタルソースが付いてきました。値段は880円でした。

 

まとめ

比較と言っても実際に食べないと難しいです。まあ細かい部分は違いますがどちらも同じチキン弁当です。概ね本家東日本のほうが好評だったようです。どちらも普通の弁当と比べればそこまで美味しいわけではありませんが、なぜか新幹線に乗ると食べたくなる不思議な魅力があります。1000円以下で買える肉系の駅弁はそれほど多くない中で値段面では頑張っている方だと思います。新幹線の旅の思い出に食べるにはいいかもしれませんね。