シートサービスのグランクラスに乗ってみて

気がつけばもう9月、あっという間です。

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しばらく前になりますが生まれて初めてグランクラスに乗りました。

私自身、2019年度は都内で用事があることが非常に多く、群馬と東京を年間で約60往復していることもあり、上越新幹線も嫌になるほど乗りました。といっても時間のないときに新幹線が使えること自体すごく有り難いですが。

実はそれだけ乗っていてもグランクラスに乗ったことがまだ一度もありませんでした。理由としては、グリーン車のようにえきねっととくだねなど割引切符がないこと*1です。あとは単純に高いからというのもあります。グリーン車も高いですが、100km以内であれば自由席に1050円追加なだけなので距離によってはそれほどハードルは高くありません。

そして2020年7月、都内での用事が一段落したことから最後にグランクラスに乗ることにしました。ここまでが前書きです。めちゃくちゃ長いです()

 

乗車列車 あさま611号長野行き

乗車区間 大宮(12:30)→安中榛名(13:10)

座席 グランクラス12号車1番C席

 

大宮→安中榛名という何とも中途半端な区間ですが、これは100km以内に抑えることで安くなるからです。また、はくたかではなくあさまにした理由ははくたかの場合にはアテンダント乗務でサービスもあります。しかしその分2,000円高いことと、軽食は興味がなかったからです()

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ホームでおなじみの案内板。ここに並んでいるときから高揚感がすごいです。新幹線に乗ることでワクワクするなんて何年ぶりでしょうか…

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乗車口案内。いつも12号車とかいうホーム端まで行くことはないので初めて見ました。グランクラスのマークがしっかり表示されています。

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画像が荒くて申し訳ないです。到着シーン。よく見るとJR西日本W7系でした。散々新幹線に乗っている割にはなかなか当たらないのでレアです。

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いつもとは違うグランクラスのマーク。いよいよ乗り込みます。

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普通車やグリーン車とは比べ物にならないほど落ち着いた感じです。扉の前に立ったときには興奮とともに緊張感も味わいました。いざ中へ。

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これがグランクラスの車内です。とても静かな環境ですので、もちろん撮影時にはシャッターオフです。写真だとわかりにくいですが、意外にも車内は暗いです。もちろんグランクラスらしい重厚感や高級感は溢れ出ています。

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そしてシートです。とにかく素材が素晴らしいです。座り心地も今までの人生の中で1番だと思いました。(貧乏人なので)幸い隣に座ってくる人はいませんでしたが、パーテーションがあるのでプライベート空間になるのが良いと思いました。とにかくいつまでも座っていたいシートです。

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流れ行く景色です。景色も時間もいつもと変わりませんが、いつも以上に時間を短く感じました。優雅なひととき。

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コントローラーは扱いやすかったです。また読書灯も柔らかい光でしたので普通車のものに比べ目も疲れない気がします。

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サービスメニューは今回のあさま号ではシートサービスなので関係ありません。

 

やはり高いだけあってシートサービスでも素晴らしいです。今までは高いということから一度も使おうと考えたことはありませんが、使ってみて妥当な値段であり、高いお金を払ってもそれだけの価値はしっかりあると思いました。客層は列車によりけりですが非常に静かであり、キーボードを叩くのもためらうレベルだなと感じました。乗り心地としてはずっと座っていたくなるような快適な座り心地です。私自身大宮駅で食事をした後だったこともあり、眠りを誘うような心地いいものでした。またコントローラーで細かい部分も操作できる点も便利でした。

この日は用事の関係でスーツで乗りましたが、スーツで乗ってゆったりできるのはいいですね。

唯一の残念な点は暗いことです。特に乗車日は埼玉県内が曇りだったからかもしれませんが。群馬県内に入り高崎を過ぎたあたりからは日が差してきたこともあり、ちょうどいい明るさでした。

 

そして時間はあっという間に過ぎ、気づけば神流川を渡って群馬県へ。こうして安中榛名まで40分間、本当に快適な時間でした。

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自分の中で何かを頑張ったときのご褒美でまた乗ってみたい、そう感じ列車を降りました。

*1:2人以上の旅行商品とかならありましたが