HP ENVY15 ep-0000 パフォーマンスプラモデルを使ってみて

到着から2週間、随分とこのパソコンにも慣れてきました

 

peugeot208.hateblo.jp

 

2週間の間にRAW現像や、ETS2というトラックの運転ゲームをしたりしました。

せっかくなので色々な計測結果を載せても良かったのですが、すでにそうしたものは多く出回っていること、最高峰のパフォーマンスを求めるのであればCore i9搭載のクリエイターモデルを使うことからも今回はなんとなくのレビューとします。

 

最適化されたAdobe製品

このパソコンはクリエイター向けに開発されているためか、Adobe製品がとにかく使いやすいです。主にPhotoshopLightroom CCで写真編集、写真管理にAdobe Bridgeを使用しています。いずれのソフトでもサクサク動くため、イライラすることがありません。唯一、LightroomCCで写真を読み込むときに500枚程度読み込んだ際に固まってしまったものの、動作が停止したわけではなく、読み込みが完了すると固まらなくなったことからも、細かい点を気にしなければ100%です。Lightroom CC読み込み時にはメモリの使用量が23GBにまで行ったことからもメモリは32GBあれば現時点で問題ないと思います。こうした製品の使用時にはそこまで音はうるさくないです。

一方、ソフト自体が軽いNikon Capture NX-Dでは編集をしていた際、何度か固まってしまいました。相性の問題かなと思います。

 

音さえ気にしなければある程度楽しめるゲーム

そもそもこのパソコンはクリエイターモデルなのでフレームレートが60fpsなので本格的な場合には向いていませんが、それでも十分に動きます。ETS2では4Kで動作させても固まらず動きますし、Full HD動作程度にすればよりスムーズになります。GeForce RTX2060 With Max-Qという通常のRTX2060よりも控えめなGPUですが、性能は非常に高性能だと思います。一方、ノートパソコンの宿命か、ファンの音はとにかくうるさいです。

 

カラーキャリブレーションされた高品質な液晶

工場出荷時にカラーキャリブレーションされているため、非常に正確な色を出すことができます。また、色域変換を行うことができるため、用途に合わせ変えていくこともできます。通常時はデフォルトモードで、写真編集時にはSRGBモードで、動画を見るときにはDCI-P3モードで見ています。特に同じ動画をデフォルトとDCI-P3モードで見比べたときには、後者モードのほうがきれいでした。また、筆者は普段から有機ELスマホのGalaxy S10を使っているので感じませんでしたが、有機ELを使用している点も大きいのかなと思います。

 

まとめ HPノートパソコンのフラッグシップモデル

実はこのモデルはHPのフラッグシップではありません。ENVYシリーズの上にはSpectreシリーズがあります。こちらも高品質な液晶を使用しているのですが、CPUやGPU、メモリについてはこちらのモデルのほうが高性能だったりします。そういったことからスペックも含めた隠れたフラッグシップでありながらも、Core i7 10750Hモデルで約20万とお買い得度は非常に高いです。また、NVIDIAからもクリエイターモデルとして相応しいモデルに認定されているRTX Studio製品に認定されるなど、性能も妥協していません。Core i9のクリエイターモデルに比べ隠れがちのパフォーマンスプラスモデルですが、CPUとSSDRAID構成でない以外では同じ性能で十分すぎると思います。大学卒業記念に購入しましたが、非常にいい買い物になったと思います。

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