学生で中央ろうきんの口座を開設しました

最近ですが、中央労働金庫の口座を開設しました。住信SBIネット銀行と併用しています。

労金はざっくり言うと労働者を対象とする非営利の金融機関ですが、学生でも開設することができます。

制度の細かい部分は全国に13ある労働金庫で異なりますが、基本的にはどの労金でも同じになります。ここでは筆者の地域にある中央労働金庫の事例となります。

※ 場合によっては開設手順も異なるので問い合わせあるいは店舗への訪問等をするといいかもしれません

以前執筆した住信SBIネット銀行についてはこちらの過去記事に詳しくあります。

peugeot208.hateblo.jp

 

 

労働者以外(学生)の口座開設

基本的には労働組合経由で作る労金ですが、学生はもちろん入っていません。そこで開設する方法としては親が(両親以外でも可能かは不明)労金の口座を持っている場合は親の紹介的な感じで作成ができる場合があります。(必ずできるとは限りません)

私の場合は親の勤務先の組合が労金と取引があり、その関係で親が口座を持っていました。そのため、家族会員的な感じで開設することができました。もしも所属の会社や労働組合の所属が変更になった場合には取引の支店に申し出をすることで、使い続けられると思います。

生協(コープ)の一部では労金と取引があることから、生協の組合員や家族の場合にも口座を開設することができます。私の家で加入しているコープにはよく労金のチラシが入っています。

いずれにも加入していない場合、最低出資金1000円からで加入することができます。この方法だとほとんどの方が口座開設ができますが、他と異なり出資金が必要となるので注意が必要です。

一見するとハードルが高いですが、とても便利な金融機関なので持っていて損はないです。インターネットではアフリエイトの関係で勧める人はあまりいませんが、ある意味で最強だと思います。

ろうきんのメリット

※ 一部のろうきんではこの通りではないので、各自で確認してください。ここでは中央労働金庫の事例となります。

ATMが24時間365日実質0円で利用できる

公式サイトによれば

MICS加盟の金融機関(都銀、信託銀行、地銀、信金、信組、JA等)ならびにゆうちょ銀行、セブン銀行イオン銀行ビューカードビューアルッテ)、コンビニ(イーネットローソン銀行他)のATM・CD

とあります。国内にあるほぼ全ての金融機関で使用することができ、かつATMの引き出し手数料が即時キャッシュバックされます。キャッシュバックなので一応時間外手数料は取られます。また、終日ろうきんATMに加え、イーネットローソン銀行終日、セブン銀行の7時から19時、イオン銀行の平日1時から23時と土曜休日の8時から21時、ビューアルッテの始発から終電まではそもそも0円です。

ネット銀行でも回数無制限で提携ATMからの引き出し0円は相当な高いランクでないとないのでかなり貴重な存在です。

 

振込手数料が月3回まで実質0円

こちらはろうきんダイレクトのインターネット/モバイルバンキングでの振込時に、給与振込か年金受取を行っている場合に3回まで0円となります。

即時ではなく、翌月20日にキャッシュバックとなる点がATMと異なります。

3回は多い方ですが、住信SBIネット銀行なら21年春から5回まで無料になります。上手く使い分けしてもいいかもしれません。

 

インターネットバンキングでも通帳発行ができる

逆に通帳レスもできます。インターネットバンキングにも関わらず紙の通帳も発行できるのは珍しいかなと思います。また、全国のろうきんで記帳することができます。

 

デメリット

ICキャッシュカードの発行に1100円かかる

無料だと磁気カードになります。ちなみにICキャッシュカードは1日に200万円まで引き出し可能になります。(磁気は50万円/日)

 

デビットカードが国際ブランドではない

J-Debitという国内の金融機関が共同で運営するブランドのもので使い勝手が微妙です。

 

まとめ

実は最も使い勝手の良い金融機関は労金だと思います。会社の都合で作らされる場合もあり持っている人は多いものの、自前のATMの少なさなどから使いこなせていない人が多いような気がします。ネット銀行系と異なり有人店舗も充実していることから、いざというときの安心感もあります。また、ネット銀行では口座振替で使えないことが多々あることからも、労金とネット銀行を組み合わせることで最強になると個人的に考えています。