高速道路の旅より国道の旅

今年もあっという間に終わってしまいました。

個人的には3月に大学を卒業し、プロフィールにあるように中学校・高校の教員免許を取得し、4月からはまだまだですが社会人となり激動の1年でした。

 

ところで年末はいかがお過ごしでしょうか?

筆者は父親の実家に帰省する以外は遠くに出かけたことがありません()今回はそんな帰省話について書きます。

 

筆者は群馬県に住んでいます。父の実家は福島県いわき市です。言わずと知れたスパリゾートハワイアンズの街です。今年も『フラ・フラダンス』という福原遥さんが主人公の声優をしているアニメ映画が上映されました。

f:id:peugeot208:20211231134710j:plain

海なし県に住む人間にとって海沿いを走ることは非日常感が半端なかったです。

 

それはさておき、群馬からいわき市までのルートとすると一度群馬から東京に出ていわきまで北上するルートと、北関東を横断して笠間から北上する2ルートが主にあります。筆者の実家ではいつも車で後者のルートでした。実はこのルート、今でこそ北関東道が全通したおかげでスムーズに行くことができますが、筆者が小さい頃はまだ全通していなかったこともあり国道50号で茨城まで行き、友部や水戸から常磐道に乗っていました。(父の若い頃は常磐道さえ全通前で国道6号でいわきまで行っていたそうです)

そこで高速道路と国道両方のルートを何度も経験した筆者として思ったことがあります。それは高速道路は何もないのでつまらない!ということです。栃木県の出流原PAニチレイのホットスナック自販機には何度もお世話になりました。

確かに北関東道全通のおかげで4時間くらいで行くことができ、時間的余裕ができたことは有難いことです。しかし、北関東道はサービスエリアやパーキングエリアが限られているために割と混雑しています。また、高速道路のご飯は割高で味も普通です。我が家ではいつも車の中で出発前にコンビニで買ったおにぎりでした。

常磐道は幾分マシですが、それでもご飯の問題は一緒です。

f:id:peugeot208:20211231134031j:plain

よくお世話になっていた笠間SA。太田強戸PAができるまでは北関東道で唯一ガソリン給油ができることもあり、大混雑時以外は必ず寄っていました。

 

一方、国道50号は北関東の郊外を行くルートです。田舎のところは田舎ですが、車社会のおかげ?でご飯は選び放題、コンビニも多数あるため休憩にも困りません。一般道なので混む場所は混みますが少し街中を出れば意外とスムーズです。また、高速道路に比べて〇〇県にいる!というような遠くまで来たということが味わえます。

f:id:peugeot208:20211231134318j:plain

茨城県にあるザ・ヒロサワシティ。こちらは国道50号からは少し外れますが、こうした寄り道ができるのも国道旅の醍醐味だと思います。

 

未だに覚えているのはやはり国道50号を使っていた頃の思い出です。イオンモール水戸内原に何度も行ったとか数えればきりがないです。時間はかかれど休みたいときに休め、食べたいときに食べられるという方が帰省は楽しいです。更に通る地域のことにも詳しくなり、今思えばいいことばかりでした。高速道路の旅も悪くはないですが、全区間高速道路よりは時々国道を挟む旅の方が旅をしている感があっていいなと思うのは私だけでしょうか。

 

それでは。