アイドルヲタクの総決算

当ブログでも筆者がアイドルヲタクであったことから色々と記事を書いてきました。

そんな筆者ですが約10年間にわたってアイドルヲタクをしていましたが、昨年を以て遂に完結しました。

そこで今回は総決算としてアイドルヲタクの活動を振り返ります。

 

1年目 2012年 14歳 NMB48

時代はAKB48など48グループの全盛期。筆者は中学校の友人の影響もありNMB48のヲタクからヲタクとしてのキャリアをスタートしました。好きだったアイドルは渡辺美優紀さん。関東のド田舎に住んでいたこともあり、当然イベントに行けるわけもなくただの在宅です。パソコンの知識は多少あったのでiTunesで楽曲買ったりと大したことはしていません。

 

2年目 2013年 15歳 アイドリング!!!

2年目にしてまさかまさかの方向に…… ヲタク活動としては1年目と変わらない内容、好きなアイドルは菊地亜美さんと大川藍さんでした。中学3年生、高校受験を控えていたこともあり勉強一筋(当時は今振り返っても一番やっていました)ということもあり進展はありません。

 

3年目 2014年 16歳 乃木坂46

結局高校受験に失敗しましたが、そんなとき高校で出会った友達が乃木坂46白石麻衣さんのヲタクでした。NOGIBINGOと乃木坂ってどこ(乃木坂工事中の前身番組)を観るのが非常に楽しみでした。高校に進学し、生活でも自由が出来たことからCD(初回限定盤全種類)やライブのブルーレイを買い始めました。いわゆる収集ヲタクです。最初の頃はグループが好きでしたが、途中からは西野七瀬さんのヲタクになりました。

 

4年目 2015年 17歳 乃木坂46欅坂46

前年に引き続き坂道ヲタクです。内容としては相変わらず収集ヲタクということで変わりませんでしたが、大きな変化として欅坂46をグループ結成時から見ることができた点です。ただし、欅坂に関しては収集から遂に現場デビューをしようと画策し始めた頃でもありました。また、高校ではかなり濃い坂道ヲタクに会い、個人活動から人と協力するようにもなりました。推しは長沢菜々子さんと菅井優香さん。

 

5年目 2016年 18歳 欅坂46、夢みるアドレセンス

個人的には大きな変化を迎えた1年でした。欅坂に集中するために乃木坂のヲタク活動をやめました。その結果遂に握手会に参加し、現場デビューを果たしました。欅坂はこの年3回シングルが発売されましたが、4回くらい握手会に行きました。そして現場でTwitterのフォロワーに会うなどかなりヲタクらしく?なりました。特に握手会で実際に見るアイドルは本当に可愛かったし、普段テレビで見ているアイドルと自分が直接話すということが夢のようでした。推しは前年と変わらず。

その一方、秋ごろになりYouTubeで見つけたのが夢みるアドレセンス(以下夢アド)でした。今まで48、坂道と同じ系列ばかり見ていた私にとっては楽曲に非常に惹かれるようになりました。推しは志田友美さん。残念ながら大学受験を控えていて流石に秋頃になると現場に行く余裕もありませんでしたが、受験の前の電車とかではいつも聴いていました。

 

6年目 2017年 19歳 休止からのハロプロ

ぎりぎりのところで浪人を回避し、無事に大学生になりました。ここからアイドルヲタクを再開~というところですが、実は毎月のように飛行機の撮影に行くことになりアイドルどころではなくなりました。ちなみに高校卒業と同時に坂道のヲタクはやりきってしまったこともあり卒業しました。

ところが秋頃になり大学生活に慣れてきたところで、再びアイドルヲタクが再燃しました。今度はハロプロです。テレビで偶然観たモーニング娘。'17のパフォーマンスに惹れ、興味本位でチケットを取ったところ当たりました。そこで観たパフォーマンスに圧巻されヲタクを始めました。坂道時代とは異なり、接触をしたいという気持ち以上にライブ派になりました。生歌だし、ヲタクは自分と同世代の女性ヲタクばかりと今までとは全く正反対の環境ということで驚きの連続でした。推しは牧野真莉愛さん。ちなみに坂道ヲタク卒業と同時にグッツ収集は辞めました。ライブのブルーレイくらいしか買わなくなりました。

 

7年目 2018年 20歳 ハロプロ、地下アイドル

大学生という人生の夏休み、ハロプロに使いました。FC会員になりライブガチ勢となり、激戦区の首都圏会場のライブにも4,5回行きました。また、ハロプロ特有の全国各地でライブをする関係で、新潟県や愛知県(牧野真莉愛さんの地元)への遠征も計画しました(こちらは入院のためライブへは行けず)。この2018年からは当ブログを開始しているため詳しいことは以下の記事をどうぞ。

peugeot208.hateblo.jp

その一方、大学の友人で地下アイドルに詳しい人がいたこともあり地下アイドルにも参入し始めることに。地下アイドルはハロプロや坂道とは全く異なることもあり、7年目のヲタクであってもかなり慎重でした。相当下調べをしました。ライブハウスのルールとか地下アイドルの現場のルールとか1から学びました。ちなみに現場デビューは入院のため叶いませんでした。

 

8年目 2019年 21歳 地下アイドル、(ハロプロ)

一番アイドルヲタクをしていました。年始は少しハロプロのイベントに行っていましたが、3月に大学の友達と初めて地下アイドルの現場に行ってからは完全に地下アイドルにハマりました。月に1~2回の頻度で行くようになりました。地下アイドルの推しもでき、その子が大阪でセットリストなどをプロデュースすることになり、なんとそのためだけに大阪まで遠征するなど今思えば今までにないほど気合が入っていました。地下アイドルの現場は今までの常識を打ち破るようなこと(距離の近さなど)の連続でした。そして、就活関係で東京に行く機会も増え、就活帰りに地下アイドルの現場やコンカフェに行くなど地下アイドル前提の生活をしていました。今思えば最高の時間でした。ただし、秋に推しがいなくなったこともあり、DDに突入してしまいました。

peugeot208.hateblo.jp

 

9年目 2020年 22歳 地下アイドル

三が日から現場に行くなどいわゆる限界ヲタクをしていました。しかし、2月頃から新型コロナウイルスの拡大もあり、一気に冬の時代を迎えました。当初は夏頃には収束するという勝手な見込みで在宅コンテンツに課金していましたが、さすがに秋頃になると現場にも行けず長期化してきたこともありヲタクとしての今後を考えるようになりました。

 

10年目 2021年 23歳 終点

結局人生最後の夏休みのラストで十分にヲタク活動をできず、大学を卒業し社会人へ。社会人になり時間も徐々になくなり、都内へのお出かけも難しく中、秋に少しコロナが落ち着いた所で最後の現場へ。そして悔いはなくなり自分のアイドルヲタクとしての終わりを迎えました。

とどめは何が何でもニコンのフラッグシップモデルが欲しいという物欲でした。特に2019年にかなり出費がひどくなり家計簿をつけるようになった結果、良くも悪くもヲタク活動を客観視せざるを得なくなり、そこを削ればカメラに一歩近づくことが証明できてしまったことが痛かったです。特に20年以降は魅力的なカメラが出てきたこともあります。

 

さいごに

アイドルとの距離が近すぎること、これが楽しかった部分でもありましたが、中々現場に行けずに最後は自分を苦しめることになりました。行かなくてはいけないという義務感を持ち始めてしまった所がアイドルヲタクとしての終わりだったのかなと思います。最後は不完全燃焼的な終わり方をしてしまいましたが、48、坂道、ハロプロ、地下アイドルと散々現場を渡り歩いたからこそ多面的にアイドルを知ることができました。それぞれの良さに触れることができて本当に良かったなと思っています。後悔はしていません。なんだかんだで楽しいことばかりでした。

終わりになりますが、この10年間で1番楽しかったのは一番推した地下アイドルの生誕ライブでした。それでは。