現実逃避から見えた景色

社会人になり、早1年少々が経ちました。

辞めずにそれなりにやっていますが、10月の本採用後は平日は毎日残業しているため何もできずに土日にひたすら休むという何だかなあという生活をしています(たまーに土曜日に外出しています)。

労働と引き換えに消えたものがあります。それは地下アイドル趣味です。以前も記事を上げて時々ライブには行っていたものの、風前の灯火という言葉がぴったりな位になってしまいました。

その一方で学生時代には想像もしなかったことが2つあります。

1つはドラマや映画鑑賞。以前も書きましたが、福原遥さんが好きでその影響です。はじめは福原さんの出演作品を観るというスタイルでしたが、徐々に福原さんに限らず、MBSの『明日、誰かのカノジョ』や、『妖怪シェアハウス』など幅広く観るようになりました。最近は1クール1つは観ています。今クールは『彼女、お借りします』を観ています。

もう1つがアニメ鑑賞。正直こちらに驚いています。社会人なりたての頃にコミックの『からかい上手の高木さん』を読んだのがきっかけでこの作品だけは時々読んでいましたが、1月にアニメとして3期がスタートするとこちらを観始めました。最初は1クール限りのアニメかなと思っていましたが、4月からはなんとなく『パリピ孔明』を観て、結局こちらも最後まで観てしまいました。そして7月からはアニメ2期の『彼女、お借りします』が始まるのをTBSのCMで知りました。面白そうなタイトルなので2期を観る前にまずは1期を観てみようと軽い気持ちで観たところ、面白く3日で1期の12話全部をプライムビデオで観てしまいました。

コロナがかなり長期的に長引き、外出も昔ほどできないことに加え、社会人になりアクティブにできなくなったこと中で、新たな休日の楽しみ方が確立てきたのは良いことだと思っています。

また、アニメ鑑賞の副産物として、アイドル以外のアーティストに触れたことです。『からかい上手の高木さん』ではシンガーソングライターの大原ゆい子さん、『彼女、お借りします』では先日活動休止を発表した、the peggiesさんなど。長らくアイドル楽曲ばかり触れていたからこそ、とても新鮮でした。

これらを支えているのは言うまでもなくサブスクリプションです。プライムビデオがあるからこそ気になる作品にすぐにアクセスでき、amazon musicがあるからすぐに気になる曲やアーティストをフルで聴くことができます。家にいながらインターネットさえあれば自分の知らないもの新たなものを発見し、楽しむことができる。とてもいい時代です。