今回はLCCで世界一周ができるのか?ということについてです。
結論から言うとできます! それも運賃15万以下から!
今回は以下の条件で調査してみました!
1、日本発
2、アメリカ及びヨーロッパ及びアジアの都市に立ち寄る
3、同一都市での別空港(バンコク・スワンナプーム国際空港とバンコク・ドンムアン空港など)はOK
この条件の元、9月上旬でやってみました。
- 1フライト目 関西国際空港→ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)
- 2フライト目 ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)→オークランド国際空港(カリフォルニア)
- 3フライト目 オークランド国際空港(カリフォルニア)→パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港
- 4フライト目 パリ・オルリー空港→ベルリン国際空港
- 5フライト目 ベルリン国際空港→シンガポール国際空港→成田国際空港
- まとめ
1フライト目 関西国際空港→ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)
1便目はエアアジアXのホノルル便。9/4の関空23:25発で日付変更線を越えて9/4の12時30分にホノルルに到着します。エコノミーで値段は33,852円。リゾート路線ゆえか日による値段差が結構あります。
2フライト目 ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)→オークランド国際空港(カリフォルニア)
2フライト目はSouthwestのホノルル発オークランド行き。オークランドとはサンフランシスコ国際空港から数km離れています。9/5のホノルル朝9時30分(15時20分)、9/5のオークランド17時45分(23時40分)です。値段は最安のエコノミーで299ドル(日本円で32,087円)です。乗り換え便のほうが安いですが面倒ですのでこの価格差であれば直行便のほうがいいでしょう。基本的にこの航空会社では1クラス制なので高い方もシートは同じです。
3フライト目 オークランド国際空港(カリフォルニア)→パリ・シャルル・ド・ゴール国際空港
3フライト目はノルウェー・エアシャトルのオークランド発パリ・シャルル・ド・ゴール行き。9/7の17時30分にオークランドを出発し翌日8日の12時45分にパリに到着します。値段は239.90ユーロ(日本円29,337円)です。この路線はデイリーではなく2019夏シーズンだと週6運航便ですので注意が必要です。Premium cabinはエアアジアのような豪華なものというよりはフルキャリアのプレミアムエコノミー程度のものです。
4フライト目 パリ・オルリー空港→ベルリン国際空港
4フライト目はeasy jetです。9/10にパリ・オルリー空港からベルリン国際空港まで飛びます。1日3往復あるのでどれでもいいかと……いずれも46.72ユーロ(日本円5,713円)となっています。
5フライト目 ベルリン国際空港→シンガポール国際空港→成田国際空港
最終フライトとなります。このフライトは検索時にベルリン→成田よりもベルリン→シンガポールのほうが高額だったためにこのようにしました。一応まるまる1日シンガポール滞在ができるようになっています。
9/11の朝9時40分にベルリンを出発し翌12日の朝4時にシンガポールに到着します。その後すぐに乗り換えれば当日中に日本にも帰れますがせっかくなのでアジアに1箇所立ち寄るというマイルールの元で9/12の22時20分にシンガポールを出発し翌朝13日の朝9時5分に成田空港に到着します。値段は341.37ユーロ(41.747円)となっています。
より長時間滞在したい翌13日の0時50分にシンガポールを出発し翌朝11時5分に成田空港に到着します。こちらは391.97ユーロ(47.934円)となっています。いずれもバンコクまたは台北桃園経由となります。
まとめ
同一経由地でスターアライアンス世界一周券だと約46万円、スカイチームだと約39万円です。そこから比較すれば圧倒的に安いです。しかしながらLCCは価格変動が激しいためにタイミングが悪ければそれらと大して値段が変わらないということもあるかもしれません。上手く使えばホテル代も含め20万円あれば10日で世界一周ができるので世界一周は夢のような話ではないと思います。
経路
関西国際空港→ダニエル・K・イノウエ(ホノルル)国際空港→オークランド国際空港(サンフランシスコ)→パリシャルル・ド・ゴール国際空港→パリオルリー空港→ベルリン国際空港→シンガポール国際空港→台北桃園orバンコク・ドンムアン(トランジット)→成田国際空港
滞在時間
ホノルル 21時間~26時間50分
オークランド(サンフランシスコ) 41時間50分~47時間45分
パリ 42時間15分~53時間35分
ベルリン 13時間35分~24時間55分