三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド 宿泊記

今回の宿泊記は2018年に開業した三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドです。普通の三井ガーデンホテルと異なり、国立がん研究センター東病院の敷地内にある、病院の提携ホテルです(通院患者の滞在用で建てられているそうです)。ちなみにケアスタッフの常駐や2階ラウンジでのがんに関する書籍の配置などこの病院ならではのサービスもあります。なお、病院通院関係者以外でも普通に宿泊できます。

筆者の説明よりわかりやすいので代わりに画像を載せておきます。

 

ホテル共通事項

アクセス 2/5

つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から歩いて行くこともできますが、徒歩25分くらいかかるので、駅西口からバスで5分かからないのでバスがおすすめです(バス停がホテルのすぐ目の前にある財務省の研修センターの目の前にあります。Suicaで168円でした)。ただし最終のバスが結構早いので深夜に到着する場合はタクシー一択だと思います。ちなみにタクシーで行きましたが、夕方以降は駅東口が住宅地の関係で東口のタクシー乗り場の方がタクシーが捕まるとのことです(参考までに夜11時に乗って1300円でした)。

 

朝食 未評価

今回は素泊まりなので省略。食事もがん患者に配慮したメニューになっているそうです。

ホテル内に朝7時から22時まで営業しているセブンイレブンがあります。

 

チェックイン・チェックアウト 4/5

通常15時チェックイン・11時チェックアウトとなります。各三井ガーデンホテル共通です。レイトチェックアウトは1時間1000円とのことです。

 

その他

全体的な雰囲気や設計は昨年開業した三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアに似ています。通院の長期滞在需要もあることから、リクエストで客室内に電子レンジの設置ができます。その関係か、この規模では珍しくコインランドリーが計8台設置されています(大体3台位です)。あとWiFiめちゃくちゃ弱いです。

peugeot208.hateblo.jp

 

ここからは客室についての評価です。今回宿泊したのはスーペリアツイン(30㎡)です。

 

総合評価 5/5

個人的に三井ガーデンホテルプレミアなのでは?と思うほど設備が豪華です。比較的新しいこともあり非常に綺麗です。駅から離れていることで比較的緑に囲まれており、もう筆者が泊まった時にはピークは過ぎていましたが春には桜が綺麗です。自然に囲まれながら静かにゆっくり過ごすことができる、まさにホテルコンセプトであるStay in Gardenを実現していました。個人的には値段とのバランスも考えて今年一番のホテルだと思いました。

ベッド 5/5

全客室共通ですがベット横に容態急変時にケアスタッフを呼び出せるボタンがあります。ベット幅は1220mmと一般的ですがそこまで狭く感じませんでした。枕ベットも柔らか過ぎず程よい固さでした。

テレビ 5/5

スマートテレビYouTube、Prime Videoなどを観ることができます。東芝製の4Kテレビです。

照明 5/5

明るさも十分あります。デスクにはスタンドがあります。少しコードまで遠いため延長コードも備え付けてあります。

 

ドリンクサービス 4/5

ミネラルウォーター冷蔵庫内に2本置いてあります。

 

アメニティ 5/5

パナソニックのドライヤーが備え付けてありました。また、シェーバーや歯ブラシ、体を洗うタオルなど最近はフロントにあるようなものもしっかり客室に備え付けてありました。

 

バスルーム 5/5

バスルームははバス・トイレセパレートかつ、洗い場付となっています。文句はありません。よくある段差もなく、しっかりと考えられている設計だなと思いました。ちなみにトイレにもケアスタッフの呼び出しボタンが設置されていました。

 

 

まとめ

柏の葉キャンパス駅には目の前に三井ガーデンホテル柏の葉があります。こちらは三井ガーデンホテル唯一の天然温泉がポイントのホテルです。こちらは泊まったことがないので何ともいえませんが、個人的にはアクセスと温泉を楽しみたいのであれば三井ガーデンホテル柏の葉、それ以外であれば柏の葉パークサイドかなという印象です。値段的にも柏の葉パークサイドの方が安いことが多く、客室も全部屋22㎡以上、トイレバスセパレートと基本的な部分が開業年が新しいだけあってこちらの方が良いという印象です(柏の葉は2014年開業)。またこちらは今回は使用しませんでしたがラウンジもあります。同じ柏の葉キャンパスでも駅前は比較的マンションや商業施設があり街ですが、こちらは大きな公園と病院があり郊外なので比較的落ち着いた?印象でした。

また、ホテルのエレベーターなどはボタンを押すことなく手をかざすだけで操作でき、AIカメラをホテル廊下に設置するなど、病院提携ホテルということで滞在中の万が一に備えているところもこのホテルならではだなと思いました。ガストとか幸楽苑にも設置されているあの配膳

ロボットが料理を運ぶサービスもあるそうです。病院利用者に対しては格安プランや長時間滞在プランなどもあります。

筆者は眼圧が高いので定期的に通院しているのですが、その眼科が有名で県内外から泊まりで手術や治療、受診を受けに来る人も多いそうで、こうしたホテルの需要も今後伸びていくのではと個人的に思いました。そこに通院する方曰く、高崎はホテルが少ないことが悩みらしく、こうした通院のためのホテル滞在(主に富裕層向けですが)というのもこれからの時代必要になるのではと思いました。

朝起きたら向かいのグラウンドで野球をやっていました。窓を閉めていれば微かに声が聞こえる程度です。