2019年9月、赤坂アークヒルズカラヤン広場においてシトロエン100周年イベント、シトロエン・センテナリー・ギャザリングが開催されました。
私自身は初日と最終日に参加しましたのでその様子を紹介します。
歴代のシトロエン車の展示
ほぼすべて個人の所有物と思われました。そのため非常に貴重です。ここでは1台ずつ紹介してみようと思います
シトロエンC4カクタス
2014年に発表、発売された車種。ミニマムかつ使いやすさは現代に蘇らせた2CVとも言われている。2017年の改良でプログレッシブ・ハイドローリック・クッションという伝統のハイドロの後継を搭載した。2016年に日本で限定販売された。
シトロエンC6
2000年代のシトロエンのルネサンスが展開され、その集大成とも言えるファストバック。XMの後継で最後のフラッグシップモデルでもある。先日亡くなったシラク元大統領、サルコジ元大統領も公用車として使用した。
BXの後継車としてデビュー。中級車であるがハイドロを搭載。伝統のファストバックを辞め3ボックス形状にした。当時アメリカへの輸出を行い、世界(特にアメリカ)を視野に入れてのデザインであった。後継はC5である。
シトロエンXM
CXの後継車としてデビュー。シトロエンが1970年代にプジョーに吸収合併されPSAグループになった後、初となるフラッグシップモデルである。直線デザインで構成されているのが特徴であるである。後継車は最後のフラッグシップC6である。
シトロエンBX
シトロエンGSの後継車としてデビュー。PSAグループになってから初のシトロエン車となりプジョー305との共通点も多いが、ハイドロニューマッチングは採用し続けた。後継はXantiaである。
シトロエンCX
DSの後継車として開発されたフラッグシップモデル。当時はフィアットと資本関係があったために同社が実用化したジアコーザ式前輪駆動式を採用した。また、この車種の発売直前、シトロエンはPSAグループに入ったために最後の狭義的意味でのシトロエン車である。後継はXMである。
シトロエンSM
第二次世界大戦前には多くの高級車があったフランス。その高級車部門の復活を狙って開発されたのがSMである。DSの2倍以上の値段であり高級車であった。結局PSAグループになり生産停止された。
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