JR東日本ホテルメッツ秋葉原 宿泊記

お久しぶりです。今回の宿泊記もJR東日本系列のビジネスホテル・ホテルメッツです。今回は5回ほど私用で泊まっており、到着が夜遅く出発が早朝のため簡単なレビューとなりますがご承知おきください。

今回紹介するJR東日本ホテルメッツ秋葉原は2019年10月に開業した、ホテルメッツの中でも比較的新しく、以前紹介した横浜桜木町ホテルメッツに全体的に近いです。2024年7月以降に新ブランドであるホテルメッツプレミアにリブランディングされる予定です。

ホテル共通事項

アクセス 5/5

秋葉原駅電気街南口から徒歩数歩という最高の立地です。さすがホテルメッツです。なお改札直結ではないので雨が降っている場合は注意が必要です。個人的には東京駅にも上野駅にも2駅で行けるのは大きいです。ホテルメッツの中でも屈指のアクセスの良さです。


朝食 5/5

ジョナサン(6時半オープン)とスターバックス(7時)から選べ、1400円です。筆者はジョナサンで1度朝食を摂りましたが、ビジネスホテルにしては種類も豊富で味もそこそこなので悪くはないと思います。一つ不満があるとすれば東京駅や上野駅から始発の新幹線に乗る場合だと間に合わないため可能であれば5時ころから開いていれば…というのはあります。

 

 

チェックイン・チェックアウト 5/5

通常プランでチェックイン15時、チェックアウト11時となっています。JRホテルメンバーズ(登録無料)やビューカード所有者はチェックアウト12時です。

また、チェックイン・チェックアウトとも自動チェックイン機で操作が完結します。私はJRホテルメンバーズ会員のため、チェックインといっても支払いとタッチパネルに自分の名前を書くことくらいしかありませんでした。基本フロントにスタッフはいなく、必要に応じて呼ぶ形となります。ただし、Suicaなど一部支払いではスタッフを呼ぶ形となるので注意が必要なのと、少し時間がかかります。

 


ここからは客室についての評価です。スタンダートで一番リーズナブルなスーペリア及びスーペリア/ステーションサイド(17㎡)です。

普通のスーペリアとステーションサイドで若干客室の配置が異なります。ステーションサイドの方はトイレの窓から秋葉原駅やヨドバシが見えます。駅側でない方は目の前がビルなので正直景色が楽しめるわけではないです。まあどっちもどっちです。個人的にはステーションサイドも駅側にトイレと浴室があるため客室にいる分には音は気になりません。通常のスーペリアはももが大きいとトイレットペーパーが当たる(若干狭い設計かもしれない)ので個人的にはステーションサイドに泊まっています。

 

総合評価 4/5   2024年3月 5/5に変更 

一言で言うなら必要十分。決して悪い意味ではなく、あればいいなと思うものが全て揃っているという意味です。細かい部分まで考えられています。逆にアメニティなどは室内には必要最小限にとどめ、必要なものをフロントから取っていくというスタイルのため無駄がないです。客室の広さもビジネスホテルにしては広く取られており、同じJR東日本ホテルズの一部のメトロポリタン系列よりも同等か広いです。しかし、値段面ではかなり高く、金曜日だと1泊1万5000円から2万円程度、土曜日だと2万円から3万円程度はします。筆者はホテルメッツの電子チケット(5枚で45000円で泊まれるものがありましたが2023年12月に販売休止となりました)で安く泊まっていましたが、それがなかったら泊まるかと言われれば、どうしても夜まで秋葉原で用事があるとか朝一番の新幹線に乗るとかでなければ選ばないと思います。そのため総合評価を4としています。

2024年3月追記

大きくは宣伝されていませんがリニューアルされており、デスクチェアが標準で背もたれ付きのものに交換されており、ドライヤーおよび空気清浄機がダイソン製、そしてシャワーヘッドがReFa製にそれぞれ変わっていました。装備面では完全にビジネスホテルを域を超えており、完全に高級ホテルと大差がないです。今も値段は高いですが、これらの装備があるホテルに比べればリーズナブルだと思うので、評価を5/5に変更します。開業数年のホテルをここまでリニューアルするのはホテルメッツプレミアへの本気度が伝わってきます。

 

ベッド 4/5

シモンズベッドを採用しています。ベッドではありませんが、操作パネルが枕元にあり操作がしやすかったです。

 

テレビ 5/5

スマートテレビが設置されているため、YouTubeNetFlix、Prime Videoなどを観ることができます(各自必要なプランに入ることが前提です)。好きな作品を好きなタイミングで観ることができる、これは大きいです。特に現在はまだスマートテレビ設置のホテルは少なく貴重なため、大きなメリットです(ホテルメッツ全店が対応しているわけではありません)

ホテルレストランの空き状況やコインランドリーの状況を確認できます。ちなみにここのメッツはチェックアウトはテレビで行えません。

 

照明 5/5

明るさも十分あります。読書やパソコン操作でも安心です。

ドリンクサービス 4/5

常温でミネラルウォーターが2本おいてあります。

アメニティ 4/5 2024年3月 5/5に変更

可もなく不可もなく、必要なものは最低限揃っています。入浴剤はフロントにしか置いてないためそこで選ぶことになりますが、9種類置いてあり種類の多さに驚きました。そのほかは普通です。ドライヤーは筆者が家で使っている2,000円くらいのもののため髪が長い方には少し役不足かもしれません。

追記

総合評価でも書きましたが、ドライヤーと空気清浄機がダイソン製になりました。


バスルーム 5/5

このクラスのビジネスホテルでは最強だと思います。バスルームははバス・トイレセパレートかつ、洗い場付となっています。正直ここまで広く取られたビジネスホテルは数少ないと思います。文句のつけようがないほど完璧です。


その他

最近開業したホテルということで割とハイテク?な感じですが、一番便利だと思った点がJRホテルメンバーズアプリを入れることで、スマホがルームキー代わりになることです。ちょっと外出する際もスマホ1台あれば完結する、とにかく便利でした。

秋葉原に立地しているためか、とにかく日本人を見ません。インバウンドが回復していることもあると思いますが、何回か泊まっていてエレベーターで日本人宿泊客を見たのが2回くらいしかありません。正直値段的な面なのかなという印象です。以前泊まった三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアも外国人宿泊客が多かったですが、ここについてはむしろ日本人宿泊客いるのか?というレベルです。

 

まとめ

ホテルメッツといえば豪華さや強い個性ないものの、昔から立地の良さと必要なものがそろっている使いやすいホテルという印象でした。スマートテレビスマホがルームキー代わりになるなど他のホテルではまだあまり行われていない先進的なサービスを提供していたことに驚きました。また、使いやすさを追求し、コンセント以外にもUSBポートの設置などかなり細かい部分まで考えられていました。

秋葉原の場合はホテルメッツの中でも一番の高価格帯になるため、積極的に選ぶかと言われれば微妙なところ(値段面ですが逆にそれ以外には不満な点はほぼないです)ですが、高いだけあり立地の良さは抜群です。

多少時間がかかってもいいのであれば同じホテルメッツでも赤羽や大森もありますし(時と場合にもよりますが値段が1/2から2/3程度で泊まれることが多い印象)、メトロポリタンエドモンドやメトロポリタン川崎といった上位ブランドも値段的に変わらないが安いくらいなので立地に対する比重次第だと思います。

2024年3月追記

ホテルメッツプレミア化するにあたり、装備面をリニューアルし、完全にビジネスホテルから高級ホテルレベルに上がりました。他のホテルメッツとは異なり、ビジネスホテルというよりは1ランク上のホテルだと思います。そう考えれば価格に見合うだけのホテルだと思います。

このことから筆者としては高くてもオススメできるホテルです。