県教育委員会より教員免許状が授与された筆者は、2020年秋に中学校で教育実習を3週間行いました。その際にあって便利だったもの、あれば便利だったのにと感じたものを含め色々紹介していきます。
教育実習全般については以下の関連記事を参考にしてください。
- 小型ノートパソコン(simカード対応モデルは特に便利)
- USBメモリー
- プリンターとインク
- バインダー
- ジャージ(特に小中学校)
- シューズ
- メモ帳に加え紙の手帳
- 予備のプリントや指導案
- 給食セット
- ペン・印鑑
- 飲み物
- 教科書
- 自分の連絡先等
- まとめ
小型ノートパソコン(simカード対応モデルは特に便利)
筆者は13.3型のモバイルノートと15.6型のノートパソコンを所有していますが、教育実習に限るのであれば前者をオススメします。小型をオススメするのは、実習校への持ち込み許可が出た際に持ち運びが便利だからです。教育実習では他の荷物があるので小型に越したことはありません。用途しては指導案の作成、授業で使用するプリント類やパワーポイントの作成です。これらは本来自宅で行うものですが、場合によっては実習時間中の作成許可が出ることもあり、筆者は実習先で作ってたこともあります。
また中にはsimカードへ対応したモデルもあり、こちらは特にオススメです。学校では実習生という立場上WiFiを使える可能性は低いです。もちろん指導案作成等はOfficeで行うことが一般的なので必要ありませんが、例えば気になることがありインターネットで調べる場合などには非常に便利です。筆者はNHK for schoolの動画教材を使うにあたって動画の確認を行うなどしていました。もちろんsimカード対応機種は少ないことから、スマホのテザリング機能でも代用できます。Docomoや楽天モバイルだと無料ですがキャリアによっては別途料金がかかります。
USBメモリー
学校によってはウイルス対策の観点で使用禁止となっている場合がありますが、筆者は作成したプリント類を学校で印刷するのに使っていました。指導案をUSBでやり取りしたこともありました。
プリンターとインク
自宅で試し刷りをする場合、学校でコピーをするにあたって原本を印刷するのに自宅で使いました。プリンターは1万円くらいのものを使っていました。インクは純正だと高いので評判のいいインク革命のインクを事前に購入しました。
バインダー
筆者は持っていませんでしたが、多くの実習生が持っています。使用用途は実習中に他の実習生や指導教諭の授業観察をする際にメモを取るために使います。私の学校の実習日誌にも授業観察用のメモ欄がありました。
ジャージ(特に小中学校)
教育実習期間に合わせて学校行事が入ることが多いためです。筆者は体育祭で使いました。実習期間中は許可を得て置いておきました。
シューズ
通常室内で履くシューズはもちろん、場合によっては体育館用や校庭などの外で使うものも別途必要になると思います。筆者は外履きを学校に1足常駐させておきました。
メモ帳に加え紙の手帳
民間企業の就活をした学生であればすぐに思いつきますが、教員一筋の友達や3年生で実習をしていた人は持っていませんでした。HRとか職員会議でも日付がよく出てくるので漏れなくチェックする上で手帳はあった方がいいです。
予備のプリントや指導案
少し多めにプリント類は用意しておくと良いと思います。予想外の先生が授業を参観したり、配布中にチョークで汚れてしまうなどで予備プリントの出番は意外と多いです。
給食セット
お箸、スプーン、コップ、歯ブラシなどです。また、給食のある場合にはエプロンなどがあった方がいいかもしれません。私は介護等体験実習で歯ブラシとコップを持っていかずに注意されたことがあります。
ペン・印鑑
シャープペンはもちろん、契約書等にサインするための黒のボールペン、生徒の答案の丸付けや日誌にコメントするための赤ペン、また名札等の作成で使う可能性があるのでネームペンもあるといいかなと思います。印鑑は出勤簿に毎朝押すのに使っていました。
飲み物
とにかく授業をすると喋ります。ということは喉が渇くわけです。そこで飲み物(お茶と麦茶)を持参していました。ちなみに職員室内のお茶をいただけることもあるのでコップがあると便利だったりします。
教科書
結構な割合で自腹購入になることが多いです。教科書はどこにでも売っている書籍ではなく、ほとんど取り寄せになることからも早めに確認したほうがいいものです。筆者は貸してもらいました。
自分の連絡先等
これは実習終了後に最終評価をしてもらい、評価書とともに多くの場合で実習日誌を所属大学へ郵送してもらうのですが、終了後になにか問題が発生した場合に備えて連絡先や大学の教職担当の課と担当者名を記載したものを置いていきました。連絡先等は事前に聞かれることもあると思いますが、学校内での情報共有がされているとは限らないので実習日誌の表紙あたりに入れておくのもいいかなと思います。
まとめ
買うものではありませんが、事前に授業を行う範囲がある程度わかる場合には指導案やプリントなど補助教材を作っておくと後々楽です。その際、完璧に行うのは無理があるのである程度でいいと思いますが、原型だけでも作っておくのは良いと思います。
どうしても気になる場合は実習前に打ち合わせがあると思うので、そこで確認してみるのもいいでしょう。