トヨタC-HR Hybridは本当にいいクルマなのか?

現在わけあって長期間に渡りトヨタC-HR(Hybrid)を借りています。

代車ですのであまり乗りませんが先日1時間程田舎道をドライブしたのでその感想を書いてみます。

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室内空間の横幅の狭さ

まず乗り込み感じたことです。この車、車幅が1795mmと割とある方です。同じSUVだとSUBARU XVが1800mmなので大体同じくらいです。SUBARU XVは展示車に乗ったことが何度もありますがそれなりに広いです。しかしながらこの車は車幅の割には狭く感じました。この車だけではなくカローラスポーツもそうですが……普段乗っているBセグメントのシトロエンC3(車幅1750mm)やプジョー208(車幅1740mm)のほうが広いくらいでした。原因とすれば運転席と助手席の間が広く確保されていること、ハンドルがまあまあ大きく(プジョーシトロエンは小さいせいかも)更にそのハンドルの高さがあまり上げられないからかなと思います。

 

死角の多さ

とにかく日本車離れした奇抜なデザインですのでそれのせいです…

後方(特に左右)はかなり死角が多くなっています

 

後部座席の狭さ

後ろに出っ張っているデザインのため後方座席はめちゃくちゃ狭いです。そのため後部座席は短時間(せいぜい20,30分)か荷物入れくらいにしかならないと思います。

 

加速の悪さ

1.8リットルハイブリッドですが加速感はイマイチでした。CVT特有のアクセルを踏んで少し時間が経たないとスピードが出ないというのもありますが、1.8リットルの割にはそれほどではありませんでした。普段乗っている1.2リットルターボのC3のほうが良かったです。追い越しをする際などにちょっとだけストレスを感じるかもしれません。

 

ここまで悪かった点を上げましたが次に良かった点をあげます

 

ナビの見やすさ

運転していてナビを見る際、視線をあまり落とさずに見ることができます。このような細かい配慮はさすが日本車だなと感じるところです。

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取り回しの良さ

大きさの割には取り回しはかなりいいと思います。割と感覚は見た目に反して掴みやすいです。またバックカメラの映像を表示する際、現在のハンドルの位置だとこう切れるというような予想線もあるので駐車は結構楽にできました。

 

燃費の良さ

さすがはトヨタのハイブリット。

 

走りの良さ

思ったよりも走りに関しては良かったです。ヨーロッパ車に近いのかと言われればそういうわけでもありません。難しいですね。ただ、トヨタが走りにも力を入れてきているのが伝わってくるような走りでした。

 

まとめ

トヨタの世界戦略車という立ち位置のC-HR。私の周りでもこの車種に乗り換える人が多く、教育実習先の学校に打ち合わせに行った際にも駐車場に多く止まっているなど人気のある車という印象でした。ただ意外にも世界戦略車の割には中身において良くも悪くも日本車だなと改めて実感させられた1台でもありました。だからこそ日本人受けがいいのかもしれませんが。

とりあえずお店も近いしトヨタ(のハイブリット)だからこれならいいかという理由で売れているのかもしれませんね

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プジョー308SW(8AT・1.5lディーゼルターボ)試乗記

プジョーショー2019において試乗イベントがあったので参加しました!

この試乗イベントは308SW、3008、508SWの3車種の中から、六本木周辺の決められたコースを15分程度走るというものでした。

日によってディーゼルだったりガソリンだったりしたそうです…

 

私が試乗したのは308SWの1.5lリットルディーゼルターボモデルです!

308SWには1.2リットルガソリンターボ、1.5リットルディーゼルターボ、2.0リットルディーゼルターボモデルがあり、上2つがメインとなっています。特に1.5リットルディーゼルターボは日本では今年から搭載が始まったまだ新しいエンジンです。

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受付時に予約すると予約札(写真)をもらい、開始5分前にカウンターに行くというものでした。そこで担当の方(同乗、ルート指示)が待っていて、地下駐車場に案内してもらいました。

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駐車場に止まった状態からスタートです。出す際には同乗の方が見てくれているので安心です。特に初めは感覚がつかめきれず慣れない状態ですので本当に有り難かったです!

地下4階からですのでグルグル地上へ上るうちには多少は慣れてきます。

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ルートは西麻布、広尾、有栖川記念公園の横を通り六本木ヒルズに戻るルードでした。

特に後半のルートはそれほど広いとは言えない道かつ坂もあるので特に注意を払いました(数年前に比べ自転車が本当に多いです)

 

ではようやくここから本命のレビューです

今回は基本的には40km/hくらいとそれほどスピードを出していません

 

 

エンジン

ディーゼルですが極めて静かでした(担当者さんいわく後発の3008や508はより静か)

追い越しや上り坂でも力不足は一切感じませんでしたが、加速のスピード感はそれほどありません、安定してスピード出し続けている感じです

 

トランスミッション

8速ATは非常になめらかでした

6速ATだと時速30-40km/hくらいだとたまーにガクガクすることがあるが8速ATでは低速時もそのようなことはなく安定した走りでした

 

取り回し(駐車はしていません)

道がそれほど広くない以下のようなところ(麻布中高付近)でもそれほど狭さを感じませんでした

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視界

Aピラーが多少太いがそれ以外は良好でした

乗り心地・シート

試乗車は走行距離が10,000km程度とある程度走っているせいもあるが、非常に乗り心地が良かったです。具体的には揺れをあまり感じませんでした。ドイツ車寄りと言われていますがそれほど硬いとは感じませんでした。スポーティーさ(多少の硬さ)はありましたが、ドイツ車とは異なる全体的にはフランス車らしい気持ちのいいものでした。(揺れを伝えず車が吸収するような)

またサスペンションだけでなくシートも乗り心地の良さ(フランス車らしさ)に貢献していました。シートは包み込むような感じのシートで、運転していても位置がずれずしっかりと支えてくれます。

 

運転席

この308はプジョーi cockpit採用ですが208に近い初期型です。これは人により合う合わないがあるためなんとも言えませんが個人的には運転がしやすかったです。小径ステアリングは動かす大きさが小さく済むほか、室内空間の確保にも貢献しています。またステアリングも割と軽めです、もちろんスピードが出ればそれに合わせ多少は重くなります。

 

インパネ周り

普段ほぼ同じC3ですので違和感はありません。ただしシフトレバーは操作が独特でした。(これは308以降リフターを除く全てのプジョー車に言えることです)おそらくはここが一番の弱点であり、不満要素かなと思います。

 

まとめ

すでにデビューから5年ほど経ちモデルとしては後期に差し掛かっています。そのため運転席まわりは少しだけ古臭さもあったりします。しかしながらクルマとしての完成度は何度も改良を受けているだけあり非常に高く、走りに妥協せず使いやすさも追求した1台だと思います。

レヴォーグなど国産ステーションワゴンを考えている方にもぜひ検討してもらいたい車種だと思います。

プジョーショー2019 Part2 リフター日本初展示

 

peugeot208.hateblo.jp

上の記事の続きです!

 

今回の目玉の1つは新型208でしたが、もう1つの目玉はプジョー・リフターです。

この車はルノーのカングーみたいな立ち位置(MPV)で、カングーとは異なり乗用車ベースになります(カングーは商用車になります)

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ワゴンということもありスペック以上に高く見えました!

日本では最初のデビューエディション(第一回目の輸入分,既に予約は終了)は1.5リットルディーゼルと日本ではおそらく唯一(姉妹車で同時輸入されるシトロエンベルランゴも)のディーゼルワゴン車になると思われます

 

運転席はこのような感じになっています!

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ワゴン車ということもありプジョー車の中では一番開放感があります!!

ただし全体的には質感はそれほど高いと感じませんでした……

パーツ1つ1つが安っぽいというか(初期輸入分に関しては標準でパノラマルーフ装備と豪華ですしそういったしわ寄せなのかもしれません)

シートも悪くはないのですがNew208や308などのリフターよりも安いハッチバックのほうが快適でした……

足回りはヨーロッパのワゴンですから日本のワゴンと比べどうなのかが気になるところです

 

プジョー508

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プジョーのフラッグシップ、展示は4ドアのファストバックでした!

ライバル車種はメルセデス・ベンツCクラス、BMW3シリーズ、Audi A4、フォルクスワーゲンパサートなどです。

実際に乗ってみましたがシートは大変気持ちのいいものでした。個人的にはずっと座っていたいような快適なシートでした!

ただしデザイン重視ですのでかなり狭いです。運転席まわりは運転席と助手席の間が広く取られてる分各々の幅は広くありません。New 208と同じかもしかしたらこちらのほうが幅は狭いくらいです。

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プジョー308

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既に登場から5年以上経過し、モデル後半に差し掛かったCセグメントハッチバック。中国の東風汽車と共同開発した新型プラットフォームをプジョーで最初に採用し、温度などをタッチパネルで操作するようになった現在のプジョーの基盤となるようなモデルです。

外見はゴルフっぽいデザインにも見えますが後部はフランス車らしさが強く、室内は物理ボタンを極力廃した美を追求しています!

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まとめ

今回は普通に六本木ヒルズに展示したこともあり、普通の家族連れの方や外国の方が多かった気がします。

プジョーはまだまだ一般人には知れ渡っていないブランドですので、このような取り込みが今後も行われることを期待します!

ここ数年では輸入車=ドイツ車 という構図が崩れはじめ、ボルボは日本でも大人気となっています。特にフランス車はお手頃な値段、日本市場に適した大きさであり、一般道においての乗り心地の良さなどがあり今後とも伸びると考えられるのでこのチャンスを逃さず頑張ってほしいです。

プジョーショー2019Part1 新型208日本初展示

2019年10月27日まで開催されているPEUGEOT SHOW 2019に参加してきました!

 

これは東京モーターショーに出展を見送ったプジョーがその代替的なイベントとして開催され、日本への導入が決まり予約が開始された(現在は終了)プジョーリフターの日本仕様の展示、また2020年に導入が予定されているプジョー208の新型モデルの展示がメインとなっています。

先月行われてたシトロエン100周年イベントに続き、プジョーシトロエン・ジャポンが主催する第2弾イベントということでまたしても六本木ヒルズで無料で開催されました。

 

プジョーのロゴでもあるライオンが迎えてくれました!

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今回の目玉の1つでもある新型プジョー208、黄色の右側がスポーツグレードのGT-LINE、左側がEVモデルのe-208です。

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ガソリンモデルもEVモデルも見た目はそれほど変わりません

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3008、5008、508とデザインコンセプトが同じ運転席まわりです

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そして新型208で世界初採用となる3Dメーター

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実際に見ないとわかりませんが、この画像だと右の0km/hという文字が手前に表示され、右のPという文字が奥に表示されます

3Dメーター?って3D映像みたいなものを想像しましたがそういうことではなさそうです、逆に別に気持ち悪くはならなそうです(個人差はあると思いますが)

 

運転席に座ってみての感想

私は現行のシトロエンC3に乗っていますがそれよりも質感の高さを感じました。現行の208も試乗したことがありますがそれの後継とは思えないほどの質感の良さです。

運転席まわりは、登場時に値段的に同じくらいになるであろうカローラスポーツやCH-Rよりも横幅に関しては広く感じました。(全幅はカローラスポーツやCH-Rのほうがあります)全長も新型になり多少長くなったことで運転席・助手席は縦の長さも多少は広くなった気がします。

ハンドルは形が独特ですが意外にも持ちやすいです。プジョーのi-cockpitも現行の208から始まりましたが、新型208ではより運転しやすい姿勢を取れるようになっています!(私は身長175cmですが低い方は合わない可能性があります)メータの高さが上でその下がハンドルという独特な配置ですが私はとても快適です。

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温度調整などをスクリーンタッチで行います。プジョーシトロエンでは数年前からおなじみのやつです。私自身はC3で慣れているので特に思うことはありませんでしたが、周りの人はこれに困惑している感じでした。

 

今から日本でのデビューが大変待ち遠しい1台です。

続きはこちら

 

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シトロエン100周年イベント in 赤坂(展示車両Part3)

続きです。

 

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peugeot208.hateblo.jp

 

最終日はシトロエン車による都内走行パレードがあり、それに参加したと思われる車両も展示してありました

 

シトロエンXsara

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1997年にZXの後継車としてデビュー。プジョー306のベースにもなった。2006年まで生産されWRCでも良い成績を残した。後継はC4である。

 

シトロエンC2

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3ドアサクソの後継車として2004年デビュー。5ドアの姉妹車がC3(初代)である。2004年から2010年までジュニアWRCでも活躍した。事実上の後継車は3ドアハッチバックとして登場したDS3である。

 

シトロエンBX

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1982年、GSAとCXの間を埋めるためにデビュー。1994年まで製造された。後継車はXsantiaである。

 

シトロエンC5(2代目)

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2007年にデビューし2015年まで販売された。最後のハイドロニューマチック・サスペンション搭載車である。

 

この他にも最終日のみ展示してあった車両もありました。

 

また物販コーナーもありミニカーや書籍の販売がありました。

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