【更新】2021~22年 RAW現像向けノートパソコンの選び方&おススメ機種

筆者は時々Adobe Lightroomを使いRAW現像をしますが、パソコンの買い替えってとても悩みました。実際に3か月近く悩みましたが、その際に色々と勉強になったので振り返りも兼ねて書いてみようと思います。

※ 当ブログではアフリエイトプログラムには一切参加しておりません。そのため、筆者の主観となっております。また、値段や情報については2021年10月現在のものとなっており、現在とは異なる可能性もございます。

 

 

選び方

スペースが許すならデスクトップで

いきなり本末転倒ですがこれには理由があります。それはノートパソコンよりも高性能であり、かつ安いことです。私の場合は場所的な問題があったためこれは叶いませんでした。また、ノートパソコンよりも大きなことから排熱性にも優れています。本体の小ささは便利な一方、熱がこもりやすく、本来のパフォーマンスを発揮できず、寿命を縮めることにもなります。

 

ディスプレイに着目

ディスプレイ?というとFull HD、4K?となるかもしれませんが、そういうことではありません。色域です。広い色域のものは色を正確に出すことができるので、できるだけ広い色域のモデルを選びましょう。色域について書いてないモデルばかりですが、そういったモデルは基本的に色域の狭いものかそれほど広くないものなので、おススメできません。

色域の広いモデルにはSRGB比○○%とかSRGB○○%、Adobe RGBカバー○○%という表記がされています。ここで「比」と「カバー率」というものが出てきますが、細かいことは省略しますが「カバー率」の方が現実的かつ正確です。何もないときは比の可能性が高いです。

SRGBとAdobe RGBの違いとしてはこちらを参考に。もしも印刷しないのであればSRGBカバー率の高いモデルで大丈夫ですし、印刷をするのであればAdobe RGBカバー率の高いモデルの方がいいです。(追記 ただし一般的なプリンターや印刷サービスではSRGBにしか対応していないことも多々あります)

何%か書いてあるメーカーもあれば、そうでないメーカーもありますが、パソコン比較サイトのThe 比較様をはじめ一部サイトには計測結果が載っていますので、参考になると思います。

余談ですがMacだとSRGBカバー率とDCI-P3カバー率は100%か限りなく近く、Adobe RGBは9割程度という結果が他の方の計測結果で出ています。

knowledge.support.sony.jp

CPUに着目

現像の際には大変重要になる部分です。現時点ではIntelAMDがありますが、Lightroomだとノートパソコンの場合は計測結果を見る限り、Intelの方がパフォーマンスを発揮できる傾向があるような気がします。

Intel Core 11世代であれば、Core i7 11800H以上ならほぼ間違いなく大丈夫な気がします。ちなみに最後のアルファベットがHのものは通常のUやGのものよりも性能が高いです。Core i7といっても実は様々なものがありますがi7のHシリーズはその中でも特に高性能なシリーズです。更に強化されたCore i7 11850Hもあります。いずれも8コア16スレッドとハイスペックです。Core i9は高いうえにあまり搭載モデルもないです。Apple M1チップはLightroomとは相性が良いです。

 

メモリの容量は16GB以上 オンボードは避けよう

Lightroomの場合、メーカーでも推奨は16GB以上となっています。そのため16GBは最低でも欲しいところです。また、 高画素カメラの場合や複数個ソフトを起動する場合などは32GBあってもいいと思います。

また、一部機種ではオンボードタイプのものがあります。これだと後々増設ができないことから注意が必要です。

特にMac Book ProやAiriMacなど色域も広くCPUも高性能とクリエイターうってつけの機種ですが、メモリ増設やSSD換装や増設が不可能な点は注意が必要です。

SSDは512GB以上 NVMe規格のものを

筆者は256GBのものを使っていましたが、正直あまり入れていなくても半分くらいは埋まってしまいます。(Lightroomさえ入れていません)特に現像ソフトは容量を食い、写真を現像する際には余裕をもって512GBはあった方がいいと思います。1TB以上になると結構高くなることもあるので、外付けHDD/SSDの併用も行った方がいいと思います。

また規格は色々とありますが、SATA規格に比べ、より新しいNVMe規格の方が読み込み/書き込みスピードが圧倒的に早いです。高価格帯のノートパソコンは現在ではこちらの規格のSSDの方が最近は多いです。

 

その他

グラフィックスはRAW現像ではそこまで重要ではないそうです。CPU内蔵やローエンドのグラフィックスで十分だと思います。(NVIDIA GeForce RTX 3050や3050Tiなど)また、これらの要求を満たすパソコンは秋葉原ヨドバシカメラや有楽町のビックカメラなどを除き、基本的には家電量販店には在庫がないので、インターネットでの購入がメインとなります。

 

おすすめ機種(15型)

今回ここでのおススメ機種はいずれもAdobeRGBカバー率の高いモデルの紹介となっています。(ただし、ここの紹介機種はSRGBカバー率は100%か限りなく100に近くそちらにも対応はしています)

印刷は滅多にしないという方向けにSRGBカバー率が高く、更に安いモデルを集めた記事もあるので、こちらもよければどうぞ。

peugeot208.hateblo.jp

 HP Envy15

更新 2021年モデルが日本で発売開始されました。順次内容を更新します。

Intel Core i7 11800H + 32GB DDR4-3200MHz + 2TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA RTX 3060(Laptop)

OLED UHD(4K) (Adobe RGBカバー率100%:色域変換機能付き)モデル 319,000円(定価)

7% offクーポン適用時 296,670円

 

昨年よりは半導体不足もあってか割高な印象ですが、それでもクリエイターノートの絶対的王者XPS15に比べれば割安となっています。値段・スペック的にはMSIの新たなクリエイターノート(後ほど紹介します)Creator Z16と似ていますが、こちらの方が解像度やSSD容量の点で優れています。色域変換機能の有無は現時点では不明ですが、最廉価グレードを除き4KUHD画面でDCI-P3カバー100%となっています。

HPや次で紹介するDellの特徴としては常時7%offクーポンがネットに転がっている点や、ポイントサイト経由(リーベイツやクレカのポイントサイト)で結構貯まることから実質表示価格よりは安くなります。更にHPの傾向として週末限定セールで大幅値引きを行っている点や発売開始からしばらく経過すると定価自体を下げる傾向にあることからかなりお得に購入することもできます。

個人的には今年もコスパの面から一押しのノートパソコンです。

jp.ext.hp.com

前モデルを購入しました。その際のレビューです。

peugeot208.hateblo.jp

 

peugeot208.hateblo.jp

 

Dell XPS15 9510

www.dell.com

スペック(一例です)

Intel Core i7 11800H + 32GB DDR4-3200MHz + 1TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA RTX 3050Ti(45W)

FUllHD+ (SRGBカバー率100%)モデル 271,184円(20%off時)

OLED 3.5K (Adobe RGBカバー率100%:色域変換機能付き)モデル 313,124円(20%off時)

 

Windowsを代表するクリエイターノート。スタイリッシュなデザインと16:10の画面比モニターが特徴的。色域変換機能が付いているのも使いやすいです。有機ELモデルとそうでない普通の4Kモデルがあります。他モデルと比べると割高である点や、通常のサポートの場合、大連のコールセンター行きになってしまう点がデメリット。納期も即納モデルでない限りは1カ月近くかかります。予算が潤沢にあるのであればおススメです。ちなみに毎週特別価格ですが、本体価格が20%OFFになったときがねらい目です。今年から購入時に32GB,64GBメモリ増設が可能になりました。32GBは追加2万円程度なので追加したほうがいいと思います。

まだ出たばかりなので秋頃には少しは安くなるといいですが……

 

MSI Prestige15

jp.msi.com

スペック(一例です)

Intel Core i7 1185G7 + DDR4-3200メモリ(16-64GB) +  1TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA GTX 1650Ti Max-Q

FUll HDモデル(SRGB相当)     187,800円(パソコンショップアーク、カスタマイズ前メモリ16GB)

4Kモデル(Adobe RGB相当) 206,800円 同上(ただしメモリ32GB)

台湾のゲーミングPC、マザーボード等で有名なMSIが作ったクリエイターノートパソコン。特徴はこのクラスにしては超軽量の1.69kgに加え、アメリカのMIL規格に対応した耐久性の高さです。また、MSIのパソコンはMSI公認サポート店でメーカー保証を残したままメモリ増設を行えるという、他社にはない特徴もあります。また、公式修理はMSI公式サポート店に指定されている全国のパソコンショップアークと秋葉原パソコンショップアーク(こちらは公認サポート店指定もされています)で行え、他社以上に楽にできると思います。ちなみにSRGB相当ディスプレイ、AdobeRGB相当ディスプレイともに色域変換機能付きです。残念な点はCPUが紹介している他の製品よりも若干性能が低い点です。値段的には十分お買い得ですし、アークなどで購入する場合にはメモリやSSDを選べる点でも嬉しいです。(筆者はサムスンSSDがお気に入りです)

 

Gigabyte Aero15 OLED(有機EL)

www.gigabyte.com


スペック(一例です)

Intel Core i7 11800H +16GB DDR4メモリ + 512GB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA GeForce RTX 2060 

230,780円(amazon,アーク)(DCI-P3カバー率120%の4K)

こちらも台湾のPCメーカーです。MSIに比べ日本での知名度、販路はまだまだだと思いますが、とてもいいパソコンを売っています。特に出荷前にX-Rite Pantone キャリブレーション技術でキャリブレーションを行っていることからかなり高精度なモニタとなっています。Microsoft Azure AIを搭載するな世界の最先端をいくPCであることは間違いないです。DCI-P3カバー率120%というバケモノです。

残念な点としては製品保証が2年で延長等が不可能な点と、色域変換機能がないとのことです。

メモリ増設などはアークで購入する場合には購入時に変更できるため、アマゾンと違い10%offになりませんが、後々のことを考えればアークの方がいいような気がします。

 

おすすめ機種(16型)

MSI Creator-Z16(16インチ)

www.ark-pc.co.jp

 


スペック(一例)

Intel Core i7 11800H +32GB DDR4メモリ + 1TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA GeForce RTX 2060 

249,800 (DCI-P3カバー100%、QHD+ (2,560 x 1,600))  パソコンショップアークの価格

 

すでに紹介したMSI Prestige 15の更なる上位モデル。価格的にはクリエイターノートの王者XPS15の4Kモデルと同価格帯となります。液晶パネルはQHD+ですがリフレッシュレート120Hzとほかのクリエイターノートでは60Hzのものが多い中で優れています。色域変換機能もありこの点も非常に使い勝手がいいです。また、アークで購入した場合にはSSD等のカスタマイズができる点(それも保証を残したままで)も魅力的です。今年から発売開始となったグレードのため、今後が非常に楽しみな1台でもあります。

時々セールで値下げやMSIの公式オンラインストアパソコンショップアークで初期構成が違うことがあります。

おすすめ機種(13型)

Mac Book Pro(13インチ)(apple M1チップ搭載モデル)

www.apple.com

スペック(一例)

Apple M1チップ+16GBメモリ+1TB SSD 214,280円(apple store)

解像度 WQXGA(2560*1600)  Display P3カバー率100%

最初に執筆したときはまだM1チップが出たばかりであったため保留しましたが、現在では対応ソフトも増え、性能も非常に高いことから今回から載せています。

もはや知名度抜群なので説明するまでもないですが、色域はSRGB,DCI-P3カバー率は他の方の計測結果でおよそ100%、Adobe RGBカバー率も90%程度と流石元祖クリエイターノートなだけあります。更に独自開発のapple M1チップも非常に高性能でLightroomなどクリエイターソフトを動かしても十分なパワーを持ちます。ただし、色域変換機能はありません。

残念な点として、SSDやメモリなどの増設ができないことです。apple製品全体に言えますがブラックボックス化しており絶望的なことに加え、欧米で近年トレンドとなっている「修理する権利」に対して反対をしている一大勢力であることからも今後もこの点は絶望的だと思います。

番外編  印刷しない(SRGBカバー率が高ければ十分)方向けのおすすめ機種

こちらでは写真現像で最低限必要なSRGBの色域がカバーできていれば十分、またはカラーマネジメントモニターを使うので最低限ノートパソコンはあれば十分という方向けです。スペースが許せばカラーマネジメントモニターを設置してしまうのもいいと思います。

raytrek R5-TA6 32GB

www.dospara.co.jp

スペック(一例です)

Intel Core i7 11800H + 32GB DDR4-3200MHz + 1TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA RTX 3060

FUllHD (SRGBカバー率99%)モデル   189,979円

かつて国内メーカーのクリエイターノートといえばマウスDaivシリーズが圧倒的でしたが、最近ではドスパラのraytrekシリーズも勢いが特にあります。個人的にはSRGBの色域にしか対応していないものの、しっかりとSRGB比とSRGBカバー率を別々に公表している点からもドスパラがクリエイターノートに力を入れていることが感じられます。

raytrekシリーズにはいくつかありますが、今回おすすめするR5-TA6 32GBはベースモデルからメモリ32GB、SSD1TBに増設されているモデルで非常に現像に適したモデルとなっています。他社の場合(特にゲーミングではない色域の広いモデル)ではどうしても20万円台中盤~という製品が多い中で、20万円を切るこのモデルは非常にお得だと思います。浮いたお金で本格的なカラーマネジメントモニターを購入するのもアリだと思います。

 

ちなみにGPUGeForce RTX 3050に落としたモデルであればさらに安く、169,980円で購入可能となります。RAW現像ではGPUがCPUやメモリに比べそれほど重要ではないのでこちらのモデルもアリだと思います。

www.dospara.co.jp

 

Mouse Daiv 5P-H(32GBモデル)

www.mouse-jp.co.jp


Intel Core i7 11800H + 32GB DDR4-3200MHz + 1TB M.2 PCIe NVMe SSD +NVIDIA RTX 3050

FUllHD (SRGB比100%)モデル   208,780円

国内BTOパソコンでは圧倒的知名度のマウスのクリエイターノート。長野県飯山製造の高品質ノートで知られています。中でもDaivシリーズは国産クリエイターノートとしても非常に有名です。今回は定番のDaiv 5Nシリーズではありませんが、最新のCPUを搭載しています。ライバル機種は先程紹介したドスパラのものですがこちらの方が高く、かつGPUの性能が低いことから少し残念ですが、国内生産とサポートの手厚さが売りのマウスなのでその点を重視する場合であれば買いだと思います。

まとめ

とにかくクリエイターノートというもの自体が少ないため、選択肢が狭まってしまうのが残念です。また、値段もAdobeRGBカバー率の高いモデルはおおよそ20万円程度~と敷居は高いです。その一方で、これらの多くはLightroomなどのソフトが最適化されているためにパフォーマンスを発揮しやすいなど、デスクトップでなくても十分にRAW現像に使えると思います。印刷を視野に入れていない場合にはSRGBカバー率の高いモデルで十分ですが、こちらはそれなりに数があります。また、場所が許すのであればカラーマネジメントモニターが5万円程度からあるので、そちらを購入してもいいと思います。

最後にですが納期が気になる人はこの中だとMSIGigabyteがいいと思います。この2つは原則として即納モデルです。Dellは基本的にBTO(カスタマイズ)なので僅かにある即納モデル以外は厦門から出荷するので3週間~1ヶ月程度時間がかかります。HPはほとんどカスタマイズはできませんが頻繁に在庫切れになる印象があり、在庫が切れると最低でも1ヶ月程度、2,3ヶ月程度はよく聞きます。下手をすると半年近くかかることもあるそうなので、本当に余裕がある人か在庫があるときに即決できる人以外はおススメできません。

追記

値上げと品薄という最悪な状況です。半導体不足に加えパソコンの需要増加によって二重で苦しい状況が相変わらず続いています。多くのモデルで昨年に比べ値上げしています。

教育実習とは違う学校インターンのメリット

たまたまブラウザのおススメ記事に出てきたのがこの記事でした。

www.msn.com

詳しいことはこの記事を読んでいただければと思いますが、要するに教育実習とは別に大学生の運営する一般社団法人と市の教育委員会が協力し、公立学校でインターンシップを行っているというものです。

教育実習とは違います。

繰り返しますが教育実習とは別物です。

 

私は先日教育実習で中学校に3週間行きましたが、これはとてもいい制度だと思いました。

まず、任意であることです。

教育実習の場合には教員免許取得者は強制的*1にあります。強制ということで、教員にならない人であっても行きます。

一方、これは任意なので本当に教員になりたい人だけが参加します。民間企業のインターンも多かれ少なかれ興味があるから参加しますよね? ということで学生は教員志望の意識の高い他の学生と交流することができ、刺激を受けることができると思います。特に教員養成大学/学部以外だとどうしても教員志望者が周りに少ないことがあり、周りが全くわからないということも結構あるので教員採用試験のモチベーションアップにつながると思います。

次に、より生徒や学級と関わることができる点です。教育実習では特に中学校だと教科指導(授業の受け持ち等)がメインになってしまい、生徒や学級に入る時間はどうしても少なくなってしまいます。この教科指導では指導案の作成、添削等の授業準備から反省までかなりの時間を費やしてしまいます。一方、この学校インターンでは公務の手伝いを中心に授業支援などを行うことから、教育実習以上にかかわることができると思います。

実体験ですが、どうしても授業をしている際だと生徒の様子をじっくり観察することは不可能です。また支援を必要とする生徒に対し個別に対応することも難しいです。他の実習生からもそこまで対応できなかったという話も聞きますし、こうしたより生徒と身近にかかわれることはとても良いことだと思います。また、公務の手伝いをすることでより実際に教員のイメージをつかむことができると思います。教育実習の場合は実習専用プログラム的なもので動いているので特別ですし*2、何しろ教員として働くのであれば、通常時が一番時間的に占める割合も高いと思いますので。

また、フレキシブルに日程が組めることも良い点です。小中高の教育実習は連続する2~4週間であることから、学生にとっても学校にとってもかなりの負担がかかってきます。教育インターンでは記事では週に1度というように間隔をあけて行えることで、その間に勉強をしたり、長い期間にわたって学校や生徒と関わることができるのも良いことだと思います。大体実習だと生徒のことがわかってくる頃にはもう終わりなので。学校側も〇曜日は忙しいというのがあるはずですし、連続しないことでかえって柔軟に対応できるような気もします。

個人的には学校ボランティアと違い、教師として働くということを主題に行われている点がいいなと思いました。ボランティアだとどうしても一面的になってしまう部分もありますし、どうしても働くというところまで持っていくのは難しい気もします。

 

課題

採用試験の際に加点すべき

東京都には都が運営している東京教師養成塾*3というものがありますが、ここの塾生は特別枠で採用試験を受験することができます。この枠は一般枠と違い倍率も低いことから事実上合格しやすいです。民間企業でもインターンシップ参加者には早期選考の案内や、1次面接パスなど会社によっては特典があります。こうした特典があればより本気で教員になりたい人の参加者が増えるはずですし、学生の志望度も高まるはずだと思います。

 

まとめ

教育実習とは違う視点から行われる学校インターン、とても良いものだと思います。本気で教員になりたい人が学生のうちから教員の本質について知って、同じような学生と交流できることはとても大きなことだと思います。アフターコロナのあとには多くの地域で広がるといいなと思います。

*1:高校工業免許は特例でありません。他はないはずです。曖昧でごめんなさい

*2:わざわざ実習と学校行事をかぶせたりすることが多いです

*3:東京都の小学校教員および特別支援学校教員志望者向けのプログラムで都の教育委員会と提携している大学の学生が参加できるもの。選抜試験あり。

教育実習を秋に行うメリット

ここでは教育学部以外の一般の学部で教員免許を取得している場合を前提に話を行います。

教育学部以外では自分で実習校を見つける必要があり、多くの場合では4年次に教育実習を行います。実習校を探し始める時点では実習時期について必ず考えておいた方がいいでしょう。その際、通常は春実習が多いですが、以下の理由から秋実習をおススメします。ただし、教員が第一志望の場合には、最後にも述べますが春に行うべきです。

理由としては春実習(5月中旬~7月前半頃)は、現在の就活ルールだと一番民間の就活が忙しいからです。就活の日だけ…と思うかもしれませんが、ほぼ100%認められませんし、最悪の場合には実習取り消しになります。そのためにも、民間の就活を行う場合には秋の実習はおススメできます。*1

教育学部以外だと、多くの場合で自分で実習校の開拓をすることになります。私の大学では3年春に交渉するのですが、その際に実習校に秋にしたいとお願いすることです。秋に希望を出すこと自体は問題ありません。ただし、理由は高確率で聞かれるので、4年の春まで教職の単位が残ってしまう状況など、民間の就活という以外の理由は考えておくべきです。特に教育実習は受け入れ校の好意に甘え、やっているものという性質上、尚更です。実習校には実習生の受け入れ拒否もできます。*2

秋実習は9月後半~11月頃が多いですが、この時期は教育学部の3年生が実習をしていることが多いので、特に公立の小中学校では秋にも実習受け入れを行っている可能性が高いです。*3

基本的には実習校との交渉は自分でやりますが、自治体や学校法人によっては教育委員会を通す場合、大学が割り振る場合*4など様々ですので、そういった場合に実習時期の希望を出せるかはケースバイケースな気もします。

ただし一度実習時期が決定すると、変更は限りなく不可能です。また、何も言わないと4年次の実習だと春になる可能性が高いので、秋に行いたいのであれば必ず秋とお願いしましょう。

ちなみに4年春の方が一般的な理由として、春の場合、教員採用試験に間に合うからです。採用試験の2次では模擬授業や学習指導案の提出など、実践的なことを問われるために実習経験がある方が好ましいからです。

早い段階から実習については考えることが大切だと思います。

*1:最近ではインターンシップ参加者を対象にした早期選考など早期化している傾向があるので、一概には言えませんが

*2:未来の教師を養成するため的な理由で建前上受け入れています。コロナ大流行の2020年は実習免除が認められたものの、初年度の数日目からは教壇に立つという特性により、教師養成の観点からもほとんどの自治体で秋に行っています

*3:小学校免許と中学高校の免許を取得する場合、小学校で1回4週間、中学校または高校(教育学部だと中学が多いです)で1回3週間または2週間と計2回行う必要があり、3年秋と4年春にそれぞれ行うことが多いらしいです。

*4:特に国立の教員養成学部

教員免許取得をやめるタイミング

私の周りには意外にも教育学部ではないにもかかわらず、教員免許を取得しようとする人がいます。そこで今回は自分の周りを見たうえで、主観的になりますが教員免許取得をやめるのはどのような時期かを見ていきます。

今回は、教育学部など教員免許取得が卒業要件となっているパターンを除きます。

 

 

入学してすぐに行われるガイダンス後

正確に言うと、まだ免許取得になる前です。ですが、ここで辞める人が圧倒的に多いです。私の学部でも最初のガイダンスには100人ほど来ていたことを記憶していますが、最終的に4年次の実習までたどりついた学生は私を入れて10人ほどです。とにかく興味本位で来る人も多いです。辞めた人に理由を聞くと、こんなに授業取らないとなのか…という意見が圧倒的に多いです。教員免許取得に必要な授業数等はこちらの私の記事も参考にしてください。

学校や教科によっても変わりますが高校の免許1つだと、卒業要件以外に約30単位+教育実習2週間、中学校と高校の両方の免許の場合には卒業要件以外に約50単位+教育実習3週間+介護等体験7日間です。

また、親が大学を出ている友達曰く、親の頃は簡単に取れたから簡単だろうと思ったら大間違いだったというのも聞いたことがあります。昔はかなりゆる~く教員免許が取れたそうですが、現在は大学自体が文科省の単位認定には2/3以上の出席ルールだったり厳しいです。特に中高の両方だと私のところでは50単位ですが、年間で取得できる卒業要件単位も上限が約50単位と4年間で5年分くらいの単位を取ることになり時間的には大変です。

上の理由ともかぶりますが、免許取得に割く時間が多すぎてアルバイトやサークルに集中できない、他の資格の方がコスパがいいなどがあるそうですが、根本的にはめちゃくちゃ時間を使うのが嫌という理由に結びつきます。

peugeot208.hateblo.jp

 

1年前期終了後

2番目にここで辞める人が多いです。逆にここを乗り越えられた人は、ほとんど免許が取れているような気もします。辞めた人に理由を聞くと、そもそも授業数が多すぎて出席もテストも大変という意見が多いです。

また同数くらいで、教職の授業が楽単じゃなくてもう我慢できないという意見も多いです。ここも大学によっての部分ですが、一般的に教職系の授業は教育学部でない場合、遅刻欠席せずに出席をしていれば単位を落とすということはあまりないと思います。テストも書けば余程ひどい場合以外は大丈夫です。

では何が大変なのかというと授業のルールです。出席が厳しいというのも感じますが、それ以上に教師としての自覚を何度も持たされるからです。実際にあったところでは、90分間飲み物を飲んではいけないとか、スマートフォンを触っていると没収されるとか、髪を染めることを禁止されるなどです。これらは極端ですが、通常の授業以上にグループワークをして発表というのが多いです。また、教職の授業は教育実習や教職実践演習などの実習関連以外は何年次でも履修できるものも多く、初めのうちは教育に関する知識もないのでとにかくついていくのが大変な授業もありました。

卒業要件にカウントできる授業*1も実は結構厳しく、教職以外はほとんど履修しないような、毎回課題が大量に出される厳しい授業が免許取得に必修だったりします。

以上のようなことに耐えられずフェードアウトする人が出てきます。1年前期の辞めラッシュが終わるとしばらくは安定の時期に突入します。教職系の授業は意外と違う科目でも共通している部分も多いので、学年が上がれば上がるほど基礎知識がある分楽になります。

 

3年次後半

私の大学では教員免許取得をキャンセルできるのは3年次までというルールがあります。理由は4年次には教育実習があり、年度が変わると実習校側にもスケジュール等で迷惑をかけることになるからです。ここで辞める理由は教員への就職を希望しないからが圧倒的です。就職活動もある中で教員免許の取得はかなりの負担となってくるからです。特に教育学部以外だと4年次に実習というパターンが多く、そうなると実習や授業で多くの時間を取られてしまうからです。ただし、工夫次第で民間との就活を併願しながら免許取得は可能となります。詳しくは私の記事を参考にしてください。

peugeot208.hateblo.jp

 

まとめ

大体この3つが免許取得をやめるタイミングです。個人的には免許取得をやめることはおススメしません。余程の事情がない限り、取るべきだと考えています。

理由は社会人になってからの取得はほぼ不可能だからです。社会人でも通信等で教員免許を取れますが、それはあくまでも免許の教科の追加などが一般的です。*2通信では教育実習や介護等体験は対象外ということがほとんど*3ですので、一から取るということは大学に再度入学する、あるいは通信でも科目履修ではなく2,3年次編入などとなります。また、実習は連続した〇週間(日間)ということもあり、仕事の関係からも大変厳しいと思われます。こういった理由からも、大変でも教師になる気がなくても取る価値はあると思います。

余談ですが、教員免許は有効期限が10年ルールがありますが、もし10年経過しても消えるわけではなく、例えば15年後に更新講習を受ければそこで復帰します。更新講習自体は現職の教員か、採用候補者リストに載らないと受けられないらしいですが、教員への就職が決まった場合等には教育委員会等に相談すれば受講できると思います。ちなみに10年経過しても資格欄には記入できます。

www.mext.go.jp

*1:主に教科に関する科目

*2:例えば中学社会の免許をすでに取得している場合、同じ校種の他教科免許であれば実習をせずに座学のみで免許を追加できます

*3:法政大学などは卒業生のみこれらが履修できます

教員志望だった高校時代の「私」が考えたこと

またしても教育関係のテーマです。3年末時点で専門の科目をゼミ以外取ってしまい、今年は教職しかないからかもしれませんが、よく思いつくので。

 

タイトルにもあるように、現時点で教員志望ではありませんが免許は取っている状態です。

私の大学には教育学部はありませんし、教員の採用者割合も0.5~2%ととても低いです。私自身の過去を振り返りつつ、教員を目指すうえでどういった思考をしたのか見ていきます。

 

 

中学生の頃に目指すようになった

これが早いか遅いかはわかりませんが、中学生の頃には社会の教員になりたいという目標を持っていたと記憶しています。たぶんこの頃には教育学部に行って、採用試験に合格すればなれるということ、学校の先生の中には地公臨*1がいること、一回で正規教員になるのは難しいというくらいのことは知っていたと思います。

教育学部に行っては必ずしも正解ではありませんが、それ以外のことは事実ですし、もし教員になりたいのであれば初期に知っておいた方がいいことだと思います。

 

高校に入り、地元の国立教員養成大学を調べるようになった

私の地元県では公立トップ校→地元国立大教育学部が王道コースでした*2が、残念なことに公立トップ校に落ちてしまい、15歳の時点で教員の王道コースを断たれました。そこから、少しでも教員になれる方法を模索し始めました。

まずは高校入学後すぐに地元国立大教育学部*3を調べ、1年夏にはオープンキャンパスに行きました。この頃になると社会か国語で悩み始めました。理由としては教育学部の社会専攻はとてつもなく入試難易度が高いからです。得意科目は社会でしたが、入試では社会1教科ではないですので。模試も受けはじめますが、D,E判定続きです。そのうえ、自分よりも頭のいい人たちも地元国立大教育学部を狙っていることから、私の枠はないと思い、狙いつつも他校を見始めました。教育学部の場合だと専攻ごとに募集をかける場合と、入学後に専攻を決める場合があります。私の地元の国立大教育学部は前者だったこともあり、推薦も入れて15~17人くらいと狭き門でした。

 

都留文科大学を志望するようになる

2年次になり、大きく変わり始めます。都留文科大学卒の先生が担任になりました。この先生にすすめられたのが都留文科大学(以下都留文と表記します)でした。わざわざ山梨まで…と思うかもしれませんが、公立大学ですが全国各地で入試をし、公立大学中期日程を実施する数少ない学校であることから知る人ぞ知る大学でした。都留文には初等教育学科という教員養成の学科があり、教員養成にも力を入れている大学です。*4

2年と3年で1回ずつオープンキャンパスに行きましたが、私にとっては地元国立の教育学部より雰囲気が好きだったこともあり、2年次に早々に志望校を変えました。*5

私の地元県でも卒業生が何人も教育モデル校の学校長を務めるなど、都留文のOBは多くいました。また、国文学科や英文学科など教育学部でなくても小学校免許が取れるという特徴を持っています。国文学科や英文学科の方は高校教員になる人も多いらしいです。

このほかにも新潟大学教育学部や、上越教育大学学校教育学部なども実際にオープンキャンパスに行きました。

2年の後半になり、私大の併願校等を考えなくてはならない時期になりました。当然、教育関係を見始めますが、私大の教育学部は数が少ないことから滑り止めにならない状態になりました。首都圏だと文教大学明星大学は有名ですが、教育学部の入試難易度はかなり高いです。中々決められず3年次までいきます。

 

教育学部以外への進学を考え始める

2年の冬にシロクマでおなじみの河合塾マナビスに入塾しました。マナビスは映像授業ですが、必ず担任的なものがつき、大学生バイトでない社員の人がアドバイスしてくれる制度があります。このときの担当がなんと元高校教員だったのです。以下アドバイザーと表記します。

3年春頃になり、いまだに私大の併願校が決められない中で、経済学部など教員養成以外の学部をすすめられるようになりました。理由としては圧倒的に数があるため入りやすいこと、そういった学部からでも中学校・高校の免許は大半で取れるうえに*6、想像以上に採用されている実績があることでした。

アドバイザーからは地元県以外の教員もすすめられました。この頃、東京都など都市部では教員採用試験の倍率がかなり低下してきたことや、地元県と違い入学しやすい大学からでも正規教員になれること*7でした。当時は恥ずかしながら3教科ではGMARCHに頑張ればギリギリから成成明学独國武という中途半端な頭でした。大都市であれば、そのレベルでも十分に高校教員を目指せるといわれました。*8

そして3年の頃になると、自分の中で本当に教員になりたいのか?という疑問が出てきました。周りの教員志望に比べ、子どもが好きというわけでもないし、悩み始めました。

進路変更と教職の志望度

夏に今まで行っていなかった私大のオープンキャンパスに行きました。学習院、青学、法政、成蹊、成城、國學院明治学院、東洋、専修と立て続けに行きました。その結果、見てきたような有名私大に行きたくなってしまい、3年の夏に教育学部から有名私大の文学部or法学部or経済学部という進路変更をしました。ある意味では打算的な志望校選びなのかもしれません。こういう選び方は塾特有だと思います。塾は大手なら圧倒的なデータを持っているので。

ただ、この進路変更で教員をあきらめたわけではありません。何学部でもいいのか状態でしたが、中学校と高校の両方の教員免許が取得できる学部という条件をつけていました。*9また、民間や公務員だけの就職状況だけでなく、教員への就職状況やサポートも見て選んでいました。

そうして秋頃になると、教員は絶対なりたいのではなく、選択の1つとなっていきました。代わりに一般事務の地方公務員や、団体職員、金融関係にも興味を持ち始めました。

遅かったですが、大学へ進学する前に教員以外の進路も考えられたのは本当に運がよかったです。今思っても、おバカだったからこそ色々考えられる機会があったんだと思います。ちなみに今でも教員関係が詳しいのは、中学校時代から高校2年まで本気で教員になりたくて調べまくったからだと思います。私の周りの教員志望は親や親戚が教員という人が多かったですが、私の場合は身内にいなかったので相当必死に調べましたw

そして受験へ

そして冬になり、受験期が来ました。今思えば秋頃、上越教育大学の推薦出してみないかというのを断ったあたりから、もう教員志望ではなかったのかもしれません。

今は亡きセンター試験は悲惨なもので、A判定が出たのが某北関東の市立大学くらいでした。ここは中高の教員免許は取れるものの、採用は0.5~2%と事実上教員になるのは厳しい学校でした。都留文は一番行きたかった国文学科の判定は厳しいもので、現在の地域社会学科のA判定くらいでした。結局前者に出しました。ここが一番安全だったから国公立を滑り止めにしました。

私大の方ではG習院、S蹊、S城、K學院、M学、センター利用でT洋に出しました。いい加減かもしれませんが、全部の中でG習院かK學院に受かったら教員に、それ以外だったら教員は諦めることにしました。まあ賭けみたいなものです。残りの大学は教員採用率が高くなかったこと、民間の方が圧倒的にいい就職先だったからです。

結局某北関東の市立大学に進学しました。残りは挙げたうち1つだけ私大に受かりましたが、ここも教員の採用割合は高くないところでした。この時点で教員になれないことを悟り、4年間教員にならないという前提で教員免許の取得を開始しました。結局、卒業時には中学校社会、高校地歴、高校公民、高校商業と4つになります。商業に関しては普通高校だったので、高校生の頃に考えたことはありませんでした()

 

結局何を考えたのか

私の場合は途中で教員志望でなくなったことからそれてしまいましたが、大事なのは確率かなと思います。

例えば就職難易度では難しい順に高校>中学>小学校です。どうしても教員になりたければ小学校を目指すのが手っ取り早いです。そのためには小学校免許の取れる学部(ほぼ教育学部)へ行くのが最速です。学部のことは受験結果もあり難しいですが、とりあえず普通の学部でも中学は持っていた方が圧倒的になりやすいです。転職でも同様です。

中学校、高校の場合は科目別ですが、文系だとなりやすさは英語>国語≧社会だと思います。社会は取得できる大学が多く、5教科の中では取得者もNo.1ですし、中学校の免許取得者では保健体育に次ぎ多いです。そのうえ、英語や国語に比べ学校での配置人数が少ないことも結構あります。

また地域だと大都市がなりやすい傾向があります。地方だと地元で働けるということもあり、まだまだ倍率は高く難しいです。

これも確率で考えていくのが一番いいと思います。もちろん自分の希望も大事ですが、ある程度打算的に考える必要があると思います。特に私のような凡人は。

あとはブレない場合には教員に多く採用実績のある教育学部や、比較的採用実績のある大学に行くべきだと思います。教育学部がなくても教員に比較的強い大学は意外とありますし、そういった大学では学内で予備校の人を招いて教員対策をやっていることが多いです。大学としても教員採用に特化した就職課の人がいたりします。

教員に採用実績のある教育学部というと地元国立などを思い浮かべがちですが、その限りではありません。1990年代以降に4年制大学になったところやそのころ新設された学部でも多くあります。学校名は有名ではないかもしれませんが、早い時期から教員対策に力を入れている学校も多くあります。地元国公立の教育学部以上の合格者数/割合を出しているところもあります。

大学入学後に教員就職へのサポートが全くなく後悔したという話を聞いたことが何度もあるので、目標に向かい逆算していくことが、特に教員の場合だと大切な気がします。ちなみに教採対策で有名な東京アカデミーは通信と対面で値段は違ってきますが、大学受験の塾に比べれば安いです。あとは免許の取得の関係でもほとんどが大学1年次から授業を取る必要もあるので、高校卒業くらいまでには教員になる可能性が0か少しでもあるのかは理解しておくことが必要だと思います。

*1:臨時的採用教員のことであり、民間企業でいう契約社員

*2:現在は教員の倍率低下とかで王道とは限りません

*3:全国で初めての2つの大学が協力して学部運営をしている共同教育学部のある某大学

*4:2018年に改編があり、現在は教養学部学校教育学科です

*5:裏事情で当時数学2Bが壊滅的だったこともあり、3教科で受けられるのも魅力的でした

*6:当時はもちろん知っていました

*7:このアドバイザーの方がいわゆる河合の偏差値表で30台の大学を卒業した方で、大学の特待生だったらしいです

*8:私の地元も含め、地方に行くと普通に東大とか旧帝一工卒が結構います。私の高校時代の日本史の先生は北大の修士でした

*9:学費を出す親が、学費を出す条件として中学校と高校の教員免許を取得すつこととしていたので。