4月末、念願だったプジョー208、シトロエンC3の試乗に行ってきました。実際に運転してみましたが兄弟車(プラットフォームが一緒)であるもののずいぶんと味付けが違うなと思いました。
試乗では両車種とも同じ経路でおよそ15-20分程度一般道を走行しました。
プジョー208およびシトロエンC3どちらにも共通している点
ブレーキの効きはとてもよい(今まで運転したSUBARUやMAZDAと比べて)
6速ATはSUBARUのCVTと比べても違和感なく、よくネット上で時速40km程度の際が気になるとあったが特に気にならない
プジョー208の特徴
全体的にスポーティー
小径ステアリングとi Cockpitは運転しやすい、目線の移動が最小限で済むために運転が楽
道の凹凸を割と拾う
シートはどちらかというと固定される
シトロエンC3
スポーティーさはない=カジュアル
ハンドルはプジョーに比べ大きいが運転空間も狭くはない
スピーカー位置が考えられているために音量が小さくても低音が聞こえる、喋り声と被らない
道の凹凸はそれほど拾わない(うまくかわしてる)
エアコン操作はスクリーンタッチで行うが、エアコンのボタンがトップからすぐに移動できるために意外にも楽
シートは固定されない、自由(プジョー208より広く感じる)
アイドリングスタートは自然
プジョー208は登場が2012年、シトロエンC3は登場が2016年と4年の差があるために208の弱点がC3では改善されている感じがしました。といっても明らかに目指す方向が違うためにどちらがいい、どちらが悪いとは言えませんが国産Bセグメントに比べ乗り心地や(運転席)広さでは圧倒的に上を行っています。気になる衝突被害軽減ブレーキですが208はミリ波レーダー、C3は単眼カメラとのことです。
結論
同じグループPSAが出す同一クラスの主力コンパクトカーであり、共通化されている部分もあるものの実際にはデビュー年数とかそういうこととは別に方向性が違います。
プジョーはどちらかというスポーティーな走り、小径ステアリングで i-Cockpitを採用しているために運転している感?がすごいですが運転席は他社にはない独特な設計ですので合う合わないがあると思います。
一方のシトロエンはスポーティーさが全くありません。ですが力不足も感じることもありません。見た目からプジョーとは異なりカジュアル路線ですが足回りも一切妥協せず、乗り心地に関しては凹凸を感じさせないものとなっています。運転席は見た目に反してプジョーほど個性的ではないです。
いずれにせよどっちが合うかは個人の問題ですので一度試乗してみることを強くオススメします。